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羽毛布団、羽毛布団リフォーム6/1より価格改定

Q:横向き寝に最適なマットレスの選び方は?

目次

横向き寝の場合のポイントは背骨を真っ直ぐに

ある調査によると寝姿勢は 仰向けが44% うつ伏せが8% 横向き寝が44% その他4% なのだそうです。横向き寝は44%ですが、右向きが26% 左向きが18%とのこと。 意外にも横向き寝が多いことがわかります。ところがマットレスや枕などの説明はほとんどが仰向き寝でされています。それでは横向き寝の場合どのようなマットレスを選べば良いのでしょうか?

上図のように横向き寝をした際に背骨が真っ直ぐになるようにすればいいのです。仰向き寝でもそうですが、基本は背骨を自然な状態にすることにあります。

肩への圧力を下げることが重要

横向き寝でストレスの少なくする一番のポイントは肩です。上の図でいうとCのポジションです。出っ張っている肩Cと頸椎Bにはかなりな差があります。これをバランス良く支えてやらなければなりません。枕だけでは対処のしようがないことがよくわかります。 硬くて薄い敷ふとんだけで横向き寝をすると、どうなるかというと

  • 肩が圧迫される→肩の周りの筋肉が緊張する→肩の痛みや肩こりにつながる
  • 肩が圧迫される→血流が悪くなる→寝返りが増え睡眠の質が低下する

これらのことが考えられます。

これは比較的に横向き寝が楽に作られている整圧敷ふとん(西川産業)の画像ですが、それでも、上のベッドの画像に比べると明らかに肩の部分がきゅうくつです。 このことから、肩の出っ張りを受け止めるだけの厚みが必要であることがわかります。マットレスの中には肩の部分を柔らかくした構造(5ゾーン、7ゾーン)もありますが、素材の変形量が大きいために、マットレス単体だけでは十分とはいえません。

もちろん枕だけでの解決は無理

横向き寝用の枕というのもありますが、背骨の姿勢をどうするか、ということから考えると枕だけで解決をするというのは根本的に無理なのです。 肩の受け止めが不十分だと、横向き寝時の枕にはある程度の高さが必要です。ところがヒトは寝返りを打ちますから、仰向け時の高さを考えると、枕の中央部と両側でかなりな段差が必要になってしまいます。これでは、寝返りがしにくくなってしまうでしょう。 まず、敷寝具・マットレスを見直すのが重要です。

理想的に寝姿勢を調節できるウッドスプリング

ウッドスプリングは木とラテックスフォームなど自然素材から作られます。さまざまなタイプがありますが、横向き寝が多いヨーロッパで生まれたものがほとんどです。体格の大きな人にも十分耐えうるような構造になっています。 このウッドスプリングの上に8~15cmぐらいのマットレスを組み合わせることにより、適切な寝心地と寝姿勢を得ることができます。

横向きにおすすめ① 調整幅が大きいナチュールフレックス

ナチュールフレックス

これはオーストリアRelax社のナチュールフレックス・ウッドスプリングです。

寝姿勢を調節する②肩~⑤尻にかけては両端とその間に2つのクッションとなるサスペンションエレメントが入っています。この巾を変えたり、板の厚さを変えたり、抜いたりすることで寝姿勢に合わせた硬さの調節ができるのです。

横向き寝用セッティング
仰向け寝用しっかりセッティング

横向き寝におすすめ② RELAX2000

オーストリアRelax社 RELAX2000ウッドスプリング

オーストリア・Relax社のRELAX2000ウッドスプリングは、上下のストロークが大きく、体格の良い人でも肩の出っ張りをうまく受け止めてくれます。

横向き寝におすすめ③ リフォーマエレメント

ヒュスラーネスト・リフォーマエレメント・ウッドスプリング

また、スイス・ヒュスラーネスト社のリフォーマエレメントは特殊な二層構造になっていて、体格にかかわらず一定の寝姿勢を自動的に調節できるようになっています。

横向き寝におすすめ④ お手頃価格 ミルフィエレメント

①~③に比べると比較的お手頃な価格のウッドスプリングが、ハンガリーBiotexima社のミルフィエレメントです。硬さが2種類あります。ミディアムとハードですが、一般的に横向き寝はミディアムがおすすめです。

マットレスはラテックスが一般的なおすすめ

ウッドスプリングの上にはラテックス素材のマットレスがおすすめです。肩の圧迫は低反発ウレタンの方が良いのですが、へたりが早いので、体圧バランスから考えるとラテックスが無難でしょう。ジェルトロンなども候補ですが、マットレス自体の厚みがそこそこあるので、Relax2000あたりと組み合わせるのがいいでしょう。

上に敷くベッドパッドは厚めのものを

これも好みや身体の基礎代謝量、寝室の状況によって異なりますが、薄手のベッドパッド(シングルでウールわた1.5kgぐらい)よりは、厚手の敷ふとん(ウールわた3kg~3.5kg)の方が体圧分散性が良くなるので、厚めをお試しください。

ウッドスプリング+マットレス+ベッドパッドの組合せのバランスを取る

いずれにせよ、単品での優劣より重要なのは、組合せた時の寝心地や寝姿勢の感じ方のバランスです。これは一言では説明しにくいので、実際に厚みを変えたり、素材を変えたりするフィッティングによって自分にあった組合せを見つけることが大切です。  

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