自然で安全な素材を求めてオーガニックコットン

オーガニックコットンのふとん
もっともポピュラーなふとんの中わた-コットン 木綿のわたはふとんわたの代表格として古くから用いられてきました。綿は吸湿性に優れ、繊維が中空になっていて保温性も良い素材です。かつて布団は高級品で、江戸時代には夜具一式(通常掛2枚敷2枚)で家...

無農薬有機栽培綿、枯れ葉剤を使わずに収穫を行う安全な綿

一説には、世界で使われる農薬の25%が綿花栽培に使われているそうです。さらに、綿花を収穫する際には、枯れ葉剤を使って強制的に枯らした上で行います。これの方が確実に低コストで収穫可能だからです。
安全ということを考えると、このような農薬や枯れ葉剤は使わない方が良いにきまっています。しかしながら、無農薬有機栽培綿を作るには非常に多くの手間が必要であり、綿花自身が高価になってしまうのです。
それでも、自然のままの良さをそのまま味わいたいという情熱から、アメリカでもオーガニックコットンの認証が厳しいといわれるテキサス州のオーガニックコットンで作られたアバンティ社の生地を見つけてきました。その生地を使ってふとんカバーをオリジナルで仕上げたのです。


テキサス州オーガニックコットン認証マーク

日本のオーガニックコットンの草分け アバンティ

1990年からオーガニックコットンに取組む

まだだれもオーガニックコットンというものが世の中に知られていない時代から、一貫して糸・生地から製品までを取組んできたのがアバンティ社です。人の肌に触れて毎日使うものは、安全で安心なものであって欲しい。そんな願いを込めて取組んできた会社です。
オーガニックコットンを日本に取り入れるだけでなく、日本の古くからある産地と共同して、職人仕事とも云えるそれぞれの産地が伝える独特の風合いの織物を生み出してきました。オーガニックコットンは厳しい条件の中で作られているので、一般の超長綿などの綿糸に比べると、品質的に安定しにくい部分があります。それゆえにオーガニックコットンのカバーはゴワゴワする、硬いというイメージがありました。しかし、今日眠りのプロショップSawadaの店頭で扱っている、60ローンのカバー、40ギンガムのカバー、30ガーゼのカバーはいずれもが、安全なだけでなく実際に使っても肌触りの良いカバーに仕上がっています。

AVANTI PRISTINE 

アバンティ社の生地を使いオリジナルで仕上げたカバー・シーツ

オーガニックコットンは環境への負荷を最大限に減らして手間を掛けて作られます。決して安いものではありません。しかし、メーカーのオーガニックコットンの企画商品は価格が高い割には、風合いが今一つのものが多かったのです。そこで、眠りのプロショップSawadaではアバンティ社から生地を購入し、提携工場で縫製するという方法で価格を抑えるというやり方で、オーガニックコットンでありながら、ソフトでやわらかな仕上りになっています。


30番手カラードコットン・ダブルガーゼ
ソフトで暖かい冬向け素材です
シングル掛カバー150×210cm 16,200円

40番手カラードコットンとの先染ギンガム織
ソフトで風合いの良い仕上げです
シングル掛カバー150×210cm 15,120円

60オーガニックコットンとリネンの先染織
60は非常に柔らかく+軽い76g/㎡生地です
シングル掛カバー150×210cm 19,440円

オーガニックコットンができるまで(アバンティ社の資料よりテキサスオーガニックコットン)

まずは土壌を整えること、そしてテントウムシ

オーガニックコットンを作るには3年以上農薬や化学肥料を使わない畑が必要です。そのためにテキサスでは、まず牛を飼い、その牛糞を使って自然の有機肥料を作ることから始めました。さらにトウモロコシ畑を近くに作ります。これは害虫を呼び寄せ、テントウムシを増やすためです。トウモロコシは牛の飼料になったり有機肥料の原料になります。テントウムシはコットンにつく害虫を駆除します。これによって殺虫剤を使わずに済むわけです。自然の恵みを循環させるしくみを作るのです。

霜がおりて、自然に落葉するまで待ちます

通常はコットンボールと呼ばれる綿花を採取するために、邪魔なコットンの葉を枯れ葉剤で枯らして取りますが、オーガニックコットンは霜が降りて葉が落ちるのを忍耐強く待って収穫が始まります。


牛糞を使った堆肥をじっくりと作ります

収穫されたコットン

収穫されたコットンは右図のようなキカイを使い
種などを取り除きます

日本の伝統的な技術で撚るオーガニックコットンの糸

日本に輸入されたオーガニックコットンは紡績工場で撚糸となります。あるものは、日本の伝統的な技術で撚って生れます。例えば新潟十日町に昔から伝わる「水撚り」という技術。手間がかかるために、今では工場も技術者も少なくなっている技術ですが、そこから生れる糸は独特の糸のよりによって布の表面にしぼが現れるのです。

日本の職人技で織るオーガニックコットンの布

昨今は、単純にキカイで高速に織る色気もない布がほとんどですが、昔からの技法で、職人技とも云える布を生み出す機屋が日本各地に残っています。これらは技術者の絶妙なさじ加減によって表情豊かな布がうまれるのです。

 
新潟十日町の水撚り

オーガニックコットンだけの撚糸