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羽毛布団、羽毛布団リフォーム6/1より価格改定

マットレスがへたった場合の対策について

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ヘタリのないマットレスはない

寝ているときに、最も荷重がかかるのはお尻です。実に体重の44%です。この荷重を7~8時間支えるマットレスですが、使って行くうちに、一番重さがかかる部分はどうしてもへたります。

経験的に変形量が多いマットレスほどへたりやすいのです。昨今は体圧分散を向上させるために、変形量を増やす傾向にありますので、素材の密度を上げたとしても、一定のへたりは避けられません。

ヘタリとは変形、もしくは弾性低下

一番判りやすいヘタリは変形です。荷重がかかる部分だけが凹んでしまう場合です。これははっきりしていますし、このような状態でしたら買い換え時期ともいえます。

一方弾性低下は、一見してはわかりませんが、手で押し込むと反発力がなくなっていることがわかります。実際にマットレスで言えばお尻が落ち込んで、腰痛の原因になったりします。

網状立方体や低反発ウレタンは特にへたりやすい

JISの8万回耐久テストを行うと、密度のあるウレタンはそこそこの数値(98~99%)を出しますが、エアウィーヴやブレスエアーなどの網状立方体、特にポリエチレン単体のエアウィーヴはへたりがかなり出ます。

また変形量の多い低反発ウレタンもへたりやすい素材で、これらは4~5年ぐらいが実用的な寿命でしょう。

ヘタリが出てきたらどうしたら良いのでしょうか?

まず、マットレスが買い換え時期になっている場合は買い換えをご検討ください。金属コイルマットレスで5~10年、ウレタンマットレスで5~7年、ラテックスマットレスで10年ぐらいが1つの目安です。もちろん体重などにも左右されますし、素材の品質によっては、より早くへたるものも少なからずあります。

基本的には長く使えるマットレスを選ぶことが大切なのです。

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対策1:ダブルクッションでへたりを少なくする

このように、マットレスの下にウッドスプリングを使うことで、二重のクッションで身体を支え、マットレスの変形量をへらします。このことで、へたりを減らし、長く使うことができるのです。

また、ウッドスプリングは硬さを調節できるので、体型の変化や、マットレスのヘタリなどにも対応できます。

対策2:ハニカムシートを使う(お手軽方法)

ハニカムシート(当店で扱っているのは旭化成のフュージョン)は通気性を向上させる機能がありますが、一方でへたってきたマットレスの表面の反発力を高めて、へたりを緩和させる機能があります。

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新製品:5mmと10mmのハニカムシートセット

40×60cm(若干の大きさのばらつきがあります)サイズで5mm厚の比較的しっかりしたハニカムシートと、10mm厚の少しソフト目のハニカムシートを1枚ずつセットにしたオリジナルのヘタリ対策キットを作りました。価格は3,960円(税込)です。

マットレスのヘタリ具合でお尻にあたる部分にハニカムシートをセットします。シルバーネスなどキルティングタイプのカバーが使われているマットレスは、キルティングカバーと中身の間に使うと違和感が少なくなります。

当店でマットレスをご購入いただいたお客様には送料無料でご提供いたします。

 

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