蒸し暑い夏に爽やかな、天然素材の麻
近江(滋賀)は麻のふるさと
近江上布と呼ばれたように、滋賀県は古くから麻が栽培されて特産品として名をはせました。特に、麻生地に皺(しぼ)をつけたものは近江ちぢみとして、人気を集めました。吸湿発散性に優れ、さらっとした寝心地は、蒸し暑い日本の夏に最適な素材といえましょう。
地元の麻を使って、地産地消のオリジナル寝具を
一般に麻の寝具というと大手メーカー製がほとんどですが、眠りのプロショップSawadaでは、地元中心に麻素材を手配して、これも地元にある麻わた加工の工場でオリジナル品を生産し、工場直送価格でお届けしています。
生地も毎年、地元メーカーのハンパ生地を安く手に入れて、本物をお値打ちにお届けしています。
麻には種類によって寝心地が変わります。
涼しいのはラミー(苧麻)
麻にはラミー(苧麻)とリネン(亜麻)があります。最近はヘンプ(大麻)も増えてきました。日本の伝統的な麻はラミーです。シャリ感があって、涼感が高いのはラミー(苧麻)の寝具です。
さらっとして柔らかいリネン(亜麻)
リネン(亜麻)はヨーロッパで生まれた麻です。ラミーに比べて柔らかいのが特徴で、使える季節の巾が広いのが特徴です。麻のチクチクしたのが苦手という方も、細番手のリネンでしたら実にソフトな寝心地が得られます。
リネンの専門サイト[リネンの極意]をオープンしました
リネンに近い肌ざわりのヘンプ(大麻)
最近中国では黒竜江省中心にヘンプの栽培を増やしています。ヘンプは生育が速く、環境負荷が非常に低い繊維として注目を浴びていますが、細番手の紡績がしにくく、リネン等と混紡されるケースも多いのです。現状はリネンより品質が低く、価格も高いのでこれからに期待ということでしょう。
麻の掛ふとんは丸洗いできるタイプを
かつての麻布団はカバーが必要なものがほとんどでしたが、麻の良さを活かすのであれば、麻のカバーが必要となります。眠りのプロショップSawadaでは、基本的に家庭で丸洗いできるタイプの麻の掛ふとんを用意しています。
麻の掛ふとんはこちらから ほとんどが涼しさ優先の近江ちぢみでできています。
麻の敷布団よりは丸洗いできる敷パッドの方がおすすめ
掛ふとん同様に、麻の敷布団よりは、吸湿発散性の良い羊毛敷布団などの上にパッドシーツとして直に使う麻敷パッドの方がおすすめです。
2020年モデルは、両面に近江ちぢみを使った最高峰の敷パッドをシングル~ダブルまでろ添えました。加えて、25/8という極厚リネン生地を使った本麻クール敷パッドがお値打ちになっています。
こちらは敷パッドの定番品です。
ハニカムシートと組合せるとさらに快適に
ハニカムシートは通常はマットレスの硬さを調節するために使いますが、本麻クール敷パッドの下に使うと、空気層が生まれて汗の発散が良くなり、気化熱を奪ってさらに快適になります。
汗かきの方にぴったりな枕パッド
麻の敷パッドと同じ素材を使って枕パッドをつくっています。特に男性は汗かきの方が多く枕が汚れがちです。麻の枕パッドをすることで、汗をパッドに吸収することで、頭を冷やし、首筋の蒸れ感をなくします。