ラテックスの良さを生かしながら、硬めの寝心地で、長く使えるマットレス
天然ラテックスフォームは正反発マットレスといわれるように、硬さと反発力のバランスが良く、比較的長く使える素材です。廃棄時の環境への負荷も少ないことから、眠りのプロショップSawadaではメインの素材として使っています。
ところが、仰向き寝中心のお客様の中には、ラテックスの良さに理解しつつも「もう少ししっかり硬めの寝心地が欲しい」というお声がありました。一方、ラテックスマットレスは長く使えるとはいいながら、体重が重い方などでは長く使うと腰の部分のへたりが出ることは避けられませんでした。
しっかり硬めのマットレスとしては、片面に馬毛を配したオーストリアRelax社製シルバーネス・馬毛ラテックスマットレスをミディアムとハードの2種類を用意しておりますが、それよりは表面の当りはもう少しソフトに、ある程度沈み込むとしっかり支えるという、もう少し硬めを狙ったマットレスです。
眠りのプロが監修したオリジナル・マットレス
Bulan-type1（Bulanはマレー語で月の意味）は眠りのプロショップSawadaがボディドクターの協力を経て作ったオリジナルのラテックスマットレスです。長く使えること、主に仰向け寝の方向きに、ラテックスの良さを活かしながらも、しっかりと身体を支えるマットレスを目指しました。
特徴1：３分割で中身がローテーション可能－長く使える
一番の特徴は、中が３つのパーツに分けられていて、ローテーションすることが可能であることです。ローテーションすることで、より長持ちして長く使えるようになりました。お届け時には３つのマットレスパーツと、それを包むマットレスカバーから成り立っていて、ご自身でセットアップしていただきます。
最近では宅配便でのフルサイズのベッドマットレスの配送取り扱いがしにくくなっています。3分割にすることで、コンパクトにすることができ、引っ越し時も楽になります。
特徴2：硬さを（すこし硬め・かなり硬め）から選べる
マットレスパーツは3層構造になっています。中央はココヤシ繊維2.5㎝厚で、しっかりと体重を支えます。硬さが2種類になっていて、5cm厚みのラテックスサイドは「すこし硬め」になっています。一方反対側の2.5cm厚みのラテックスサイドは「かなり硬め」に仕上がっています。
セットアップ時には、硬さを確認してください。一般的には「すこし硬め」サイドを上にして使います。
腰の部分だけを硬くすることもできる
上（頭部）と下（脚部）は少し硬めにして、中央（腰部）をかなり硬めにすることもできます。自身の好みに合わせて組み合わせをお試しください。
なおマットレスパーツは、周囲をラテックスで包むようにできています。そのため、マットレスパーツでココヤシ繊維がむき出しになることがなく、スムーズに組み合わせすることができます。
6か月以上店主がテストをして確認
新しいアイデアの品物なので、6か月以上前からプロトタイプの試作品を店主が使ってきました。ナチュールフレックスなどのウッドスプリングと組み合わせることで、程よい弾力性としっかり感を味わえます。ベッドパッドではなく、ビラベック羊毛敷布団と組み合わせたので、心配だった横向き寝も大きな問題はありませんでした。もちろん、横向き中心であれば最初から天然ラテックス100％の、少しソフトなタイプを選ぶことをおすすめします。普段は仰向き寝が多いけど、横向き寝もあるという仰向き寝中心の方におすすめします。
ウッドスプリングと組み合わせるとベスト
スノコの上など単独の使用でも良いのですが、ウッドスプリングと組み合わせることで寝心地が格段にアップします。店主は両方試してみましたが、ナチュールフレックスと組み合わせた方がストレスが少なくてすみました。（あくまで個人的感想ですが･･･）
サイズはヨーロッパ標準サイズ100×200cm10cm厚
ナチュールフレックスウッドスプリングと組み合わせがし易いように、ヨーロッパの標準サイズ100×200cmで仕上げています（現在のところサイズはシングルサイズのみ）。スイス・ヒュスラーネストのリフォーマエレメントやふとんエレメントも同じサイズで組み合わせが可能です。
ミルフィエレメント・ウッドスプリングは97×195㎝という国内標準サイズに仕上がっていますので、少しはみ出ますが、基本的には大きな問題はなく使用することができます。特に専用ベッドと組み合わせるとサイズがちょうどいいぐらいに仕上がります。
Bulan-type1 3分割ラテックスマットレス
サイズ 100×200×10cm
素材 マットレスパーツ 天然ラテックス＋ココヤシ繊維
マットレスカバー クールマックス（ポリエステル生地） マレーシア製
価格 165,000円（税込） 10台限定
