まず、快眠のための寝具を選ぶための基本知識を知りましょう
快適な寝具内の環境である温度33℃湿度50%をキープすること
快適な寝床内気候(温湿度)は 温度33℃湿度50%です。まず、このことを理解する必要があります。
脊椎と頸椎を正しい姿勢で保ち、身体にストレスがかからないこと
背骨が正しく支えられていることは、睡眠に限らず健康の基本といえるでしょう。正しい寝姿勢と、身体に負担がかからない寝具が望まれます。
気持ちいいと感じる、ストレスの少ない自然な使用感
気持ちいいと感じる、いわゆる官能評価の高い寝具は、気持ちをリラックスさせて安心感を与えます。
人工的な素材よりは、ヒトが素直に快適と感じるのは良質な自然素材であると私たちは考えます。
タイプ別の寝具選び
快眠のための寝具選び
掛布団・羽毛掛布団の選び方
睡眠のプロからのおすすめは、掛布団は羽毛掛布団がベストです。その理由は
- 睡眠に最適な温湿度環境を得やすい素材
- 長年使用しても経年変化が少ない
- リフォームして長く使え、最後は生分解する
つまり、ヒトにも環境にも優しい、掛布団としては理想的であるからです。
羽毛布団選びのためにはこちらをご覧になってください
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敷寝具・マットレス・ベッドの選び方
快適な睡眠のためには敷寝具選びが最も重要になります。畳みやフローリングで使う場合と、ベッドで使う場合では選び方が異なります。
基本的な考え方は同じですが、最適な敷寝具を選ぶには、選択肢の多いベッド・マットレスがベストです。フロアータイプの敷寝具は片付けが必要な場合、ある程度軽量で折りたためる必要があります。その分選択肢が狭まります。
快眠できる自分に合った敷布団・マットレスの選び方(畳・フローリング編)
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- 横向き寝でのマットレス選び(ベッド向け)
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まくらの選び方
まくら単独で睡眠が改善することはあまりありません。まくらは敷寝具の一部なので、敷寝具を合わせてから選ぶことが重要です。
毛布や夏物寝具などの選び方
カバー・シーツの選び方
極上の眠りプロジェクトという自然素材で自然な眠りをめざす取組について
快眠のための部屋づくりはどうすればいいのか?
この30年間で住環境は通気性の良さを重視した伝統的な和建築から、高密度・高断熱の住宅へと大きく変わりました。
現在の住宅建築では、リビングやダイニング、水回りなどが重視されて、睡眠環境はおざなりにされていることが多いのです。快適な睡眠のためには、住環境を整えることも重要です。
- 保温性・気密性・遮音性を上げると同時に、換気性を高める
- 遮光カーテンは使わない(交替勤務の方は遮光がおすすめ)
- 吸湿発散性の良い壁材や床材を選ぶ、床はコルクがベスト
- できるだけ一階に寝室を作り、トイレを直ぐ近くにする