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さらっと快適なリネン麻・ラミー麻の寝具

「リネンの極意 linen-meister.com」リネンのサイトをオープンしました

リネンの極意
LTS40-FLAX
目次

蒸し暑い夏に古来から使われてきた日本人の知恵=麻

麻は熱伝導率が高く、熱のこもりが少なく涼しい素材です。
日本古来から続くラミー=苧麻(ちょま)とヨーロッパが本場のリネン=亜麻があります。

今では一般的な綿織物も、日本に入ってきたのは近世からで、それまでは麻が一般的でした。麻は多くの種類がありますが、寝具で一般的に使われるのは日本古来から伝統的な苧麻(ちょま・ラミー)と、主にヨーロッパで多く使われてきた亜麻(あま・リネン)の2種類です。

注:日本ではもともとは苧麻(ラミー)と大麻(ヘンプ)が作られていましたが、今日では大麻は栽培が禁止されています。

伝統的な麻 苧麻(ラミー)は近江ちぢみに使われシャリ感があって涼しさが抜群

苧麻と呼ばれるラミーは麻の中でも腰がある素材です。非常に強い素材で、水に濡れるとさらに強くなります。麻は熱伝導性が高いので、熱のこもりが少ない素材です。また吸湿発散性に優れているために、高温多湿の日本の気候に適しています。熱伝導性が高いということは、保温性は期待できないので、基本的には夏の素材と云えるでしょう。

近江ちぢみは麻生地を、昔ながらの技法(しぼ取り板上で手もみ作業)により作り出された「しぼ」加工品です。主に座布団地などは、強い撚りをかけた緯(よこ)糸を使い織り上げ、手もみ作業により緯糸の撚りを戻すと、縦方向の「しぼ」が生じます。手もみによる加工が麻の硬さを和らげ、シャリ感と「しぼ」の凸凹で空気の層ができ、ちょうど良い肌触りが得られます。(湖東繊維工業組合HPより

ヨーロッパが本場のリネンはソフトな手触りで年間通して快適です。

ベッドリネン、ランジェリーの語源ともなるリネン(亜麻)は主にヨーロッパ(フランス・ベルギー・リトアニア等)で栽培されます。フラックスと呼ばれるリネンの草を抜き取り、しばらくそのまま畑に置いて表皮を発酵させた後、残ったリネンの茎を乾燥させ、くしけずり細くそろえ、上質な繊維だけを選りすぐって糸にしていきます。
リネンはラミーに比べて風合いがソフトなので、夏だけでなくオールシーズン使える素材として人気です。丈夫で乾きが早く、汚れが付きにくいのでテーブルクロスやナプキンなどにも使われます。

フランス・ノルマンディーのリネン農場 6月に1週間だけ可愛らしい花が咲きます。

近江の麻を使った自然素材で涼しいオリジナル寝具を開発

本麻の生地と中わたを使ったオリジナル寝具

かつての夏用掛けふとんとして使われた近江ちぢみは、側も多くが綿とポリノジックの混紡であったり、側地が麻100%でも中わたは綿であったりしました。しかし、これでは暑い夏に不十分です。そこで、表も中わたも麻を使ったオリジナル寝具に取り組み始めました。

軽量で丸洗いできる本麻クール掛ふとんを開発

しかしながら、麻綿入の場合中わたは軽くしても0.6kg、通常は1kg入れますのでそれなりの重さになります。また、丸洗いはできないので、麻のカバーを用意する必要がありました。なんとか、家庭洗濯できる麻ふとんはできないかと考えました。確かに家庭洗濯できる麻ふとんの既製品もありましたが、けっこう重量があるために夏に適しているとは云えませんでした。

そんな時に地元の麻メーカー、滋賀麻工業さんがウォッシャブルの軽量麻わたを開発されたと聞き、60/80番手の軽量ちぢみのラミー生地を使って軽くて丸洗いできる本麻クールケットが生れたのです。生地が軽いこともあり、今までの半分以下の重量で、家庭洗濯も簡単にできることからカバー無しで非常に涼しく過ごせる夏のピカ一ともいえる麻寝具となりました。

さらに、60番手のオリジナル軽量リネン生地、軽量ラミー平織生地等を使い、軽いながらももう少しリーズナブル価格の本麻クールリネンケットも生れました。

本麻クール敷パッド 軽量で丸洗いできる本麻敷の決定版

掛け同様、従来の麻敷ふとんも洗うことはできず、カバーを掛けるために、結局シャリ感のある快適な側地を味わうことができませんでした。そこで掛けと同じようなアプローチで、側生地+中わたとも麻素材を使い、家庭で簡単に丸洗いできる敷パッドを企画しました。敷ふとんを別に用意するのではなく、従来の敷ふとんの上に使うことで涼しさと吸湿性を兼ね備えて快適に眠れるようになったのです。

本麻クール枕パッド 首筋に汗をびっしょりかく方に特におすすめします

頭寒足熱といいます。同じ素材を使い、枕の上に使う枕バッドを作りました。

オリジナル麻寝具は店頭及び通販:Yahoo!ショッピング 楽天市場でお求めいただけます。

カバーの選び方で快適さは大きく変わる-眠りのプロショップSawadaのオリジナル麻カバー

アイリッシュリネン100 ハードマンズ社最高級100番手リネン

リネンの中のリネン、最高級といわれるアイリッシュリネン。今日ではアイルランドではリネンの栽培も紡績も製織も殆ど行われていませんが、そのアイリッシュリネンとして名をはせたハードマンズ社の紡績技術による最高級リネン糸を使って丁寧に織り上げた生地をアイリッシュリネンと呼ばれます。

その中でも100番手は細く繊細な最高級のフラックス・スライバーから作られ、その肌ざわりの良さは一度使うと離せない心地よさです。今日、100番手という超極細の糸を紡ぐことも難しく、さらに広幅生地の製織は高度な技術が要求されます。

最高級アイリッシュリネンの風合いをお楽しみください

アイリッシュリネン80 ハードマンズ社最高級80番手リネン

手に入りにくい100番手の次に来る80番手リネン。細く繊細な最高級のフラックス・スライバーから作られ、その肌ざわりの良さは一度使うと離せない心地よさです。このクラスの細番手だと夏だけでなく冬も快適にオールシーズン使えます。

アイリッシュリネン60 ハードマンズ社認定の最高級60リネンは軽くて風合い抜群の掛カバー

気持ちの良いリネンの掛カバーですが、一般に流通されている生地は40番手のものが多く、カバーにして使うと重いという欠点がありました。軽く作るためには60番手以上の軽い生地を使うのが良いのですが、日本でも最高級とされる帝国繊維のCLUB HARDMANNのカバーはシングルで33,600円と品質は良いものの価格もかなり高っていました。

そこで、眠りのプロショップSawadaではハードマンズ社の60番手生地をオリジナルで調達、軽くて肌触りの良いカバーです。このクラスの細番手だと夏だけでなく冬も快適にオールシーズン使えます。

オリジナルですので、ご要望にあわせてどのようなサイズでもお作りします
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