眠りのプロショップSawadaは蓄眠器という新しいジャンルの健康器具を開発・発売を始めた。
同社の沢田社長によると、「最近は睡眠障害の人が非常に増えてきました。眠りたくても眠れない、羊を1万匹数えても眠れない、など眠りを求める方はますます増えています。一方でやたらに寝てばかりでごろごろしている人も多いわけで、余分の眠りを足らない人に分けてあげることができたら双方ともハッピーになるでしょう」というのが開発のきっかけになったそうである。眠っている人に蓄眠器を接続すると特殊な方法で眠っている脳の状態が蓄眠器にコピーされるという。その蓄眠器に蓄えられた睡眠状態を眠れない人に接続すると、ぐっすりと眠れるようになるのだそうだ。
当初は2014年4月1日発売予定であったが、試験段階でいろいろとトラブルが発生し発売が一年遅れたという。トラブルの内容を聞くと「レム睡眠状態の夢もコピーされるので、女性の睡眠を男性に移すと、一時的に性同一障害が起きてしまったり、子供の眠りを大人に移すと大人でもおねしょをしてしまったり、夜泣きがあったりと解決しなければならないことが非常に多かったのです。あるフィルターを開発することで、不要な夢を取り除くことができました」。このフィルターの名前は「獏」と名付けられ、開発過程で夢枕機能も付加されたという。これは朝起きが苦手だったりすると、夢枕に立って叱咤しながら起こしてくれるというものだ。
非常に画期的で高機能な装置であるが、「念のために、お亡くなりになる直前の方の睡眠は決して使わないでください。永眠まではコピーできないようになっているはずですが・・・」とのことだ。
価格は破格の99万円(税別)。HPアドレス yumeyokoikoi.com で直販中
裏サイト yumeyoiyaiya.cia では狙った人物に好みの夢を送り込める「悪夢くん」を発売中。オークション形式なので、各国諜報部がしのぎを削って入札を繰り返しており、いくらまで上がるのかが注目されている。