電動でリクライニングできるウッドスプリング
一般に多い電動リクライニングタイプのウッドスプリングは上記のようなスラット(板)を両サイドのエラストマーで保持するタイプ、あるいは
独立したいくつものプラスティックのユニットでささえる(厳密に言うとウッドスプリングではありませんが・・・)などが多いのです。ただ、上のスラットで支えるウッドスプリングは、上に置くマットレスをそこそこしっかりしたもの(厚さは15㎝以上必要です)にしておかないと、スラット(板)にかかる力が強くなって耐久性に難を残します。
ミルフィエレメントを電動リクライニングベッドに組み合わせる
これらの電動リクライニングベッドはヨーロッパでも広く使われていて悪くありませんが、日本製の電動リクライニングベッドとヨーロッパの上質なウッドスプリングを組合せて、さらに寝心地を追求してみました。
電動リクライニングベッドとして選んだのはパラマウント社のINTIMEシリーズ、ここでは比較的手ごろでしっかりした作りの2モーター式TRUSTベッドを選びました。もちろん、3モーターのCOMFORTシリーズでも使えます。
その上にミルフィエレメントを置きます。こんな感じです。
ミルフィエレメントはハンガリーのBiotextima社が製造する、フレキシブルなウッドスプリングで、肩と腰の部分はサスペンションエレメントを調節することで、硬さを調節できます。上のスラット(板)と下のスラットの間は空間になっているので通気性も抜群です。
その上に5㎝厚のミルフィ・ライト・ラテックスマットレスとビラベック羊毛敷布団を載せます。10㎝厚のミルフィマットレスなど他の組合せもできますので、実際にご購入の際はマットレスを比べていただいた方がいいでしょう。ただ、この組み合わせのバランスは結構優れています。一度店頭でお試しください。なかなかいいですよ。