敷寝具は硬ければ良いというものではありません
かつて、敷布団は硬めが良いといわれました。今日「固わた入り」という敷布団が多く出回っているのは、その名残といえましょう。たしかに、柔らかい敷布団は腰が落ち込んで身体が「く」の字になり、正しい寝姿勢が得られないので、腰痛などの原因となります。
適度な体圧分散によって、身体へのストレスがへります
硬すぎる敷寝具は背骨がアーチ状になって浮いてしまい、出っ張ったところに圧力がかかります。朝起きると腰が痛いというのは、このケースが少なからずあります。身体への圧力を分散して、均等に支えることで身体へのストレスがへります。
マットレスが硬すぎると感じたら、トッパーマットレスや敷布団で体圧分散を改善する
マットレスの中には、表面が硬めなものが少なからずあります。私どもで相談が一番多いのがエアーウィーヴ。素材がへたりやすいこともあり、硬めの仕上げになっていることが多いようです。このような硬めのマットレスの上に、厚さ3cm程度のトッパーマットレスを敷くことで、体圧分散が改善し寝るのが楽になります。トッパーマットレス以外には羊毛敷布団なども、吸放湿性があり、3~4cmの厚みがあって、体圧分散を改善してくれます。
トッパーマットレスにおすすめなラテックスフォーム
トッパーマットレスの素材にはいろいろあります。低反発ウレタン、高反発ウレタン、ラテックスフォームなどですが、最もおすすめなのはラテックスフォームです。ラテックスは上図のように重さが変わっても中心線が変わらないという特性があります。
新登場 ミルフィ・ラテックス・トッパーマットレス
当店がおすすめするラテックスフォームのトッパーマットレスには、ボディードクターのドクターパッド2.5cm厚(30,580円)がありますが、一番のおすすめはビラベック社のミルフィラテックス・トッパーマットレス3cm厚(38,500円)です。
3cm厚というバランスの良い厚みと、ふんわり柔らかい綿とバンブー繊維のカバーの組合せにより、ドクターパッドより、体圧分散性がより改善しやすくなります。
ミルフィ・ラテックス・トッパーマットレスの使い方
既存のマットレスの上に、トッパーマットレスを敷き、その上にベッドパッド、シーツでお使いください。定期的なローテーションをおすすめします。