快眠を誘う、極上のベッド用マットレスに必要な機能を理解しましょう
まずは、基本的な考え方を学びましょう。大切なのは6つの要素
ベッドはマットレスが命 フレームは後回し
多くの場合、ベッドはインテリア・家具として紹介されることが多く、ヘッドボードなどのデザインが優先されてきました。しかし、睡眠にとってはマットレスが命です。正直、ベッドフレームを良くすれば睡眠が改善するわけでもありません。
眠りのプロショップSawadaでは、ベッドフレームとマットレスは完全に別売りです。まず自分に合ったマットレスをお選びいただいて、それからフレームを選んでいただくようにおすすめしています。
マットレスに必要な機能をウッドスプリング マットレス、ベッドパッドの3つで分担するという作法
一般に多く出回っているマットレスは厚みがあり、それ単独で寝姿勢や体圧分散などマットレスに必要な機能を満たすことになっていますが、果たして本当に可能なのでしょうか?使う人に合わせて、全ての機能を十分に満たすことは難しいのです。
私たちはこの課題に長年取り組む中で、身体の寝姿勢を正しく保つ役割のウッドスプリングと、体圧分散や寝返りのしやすさなど寝心地を左右するマットレス、保温や湿度の調整や寝心地のサポートを行うベッドパッドの3種類に必要な機能を分担させ、長年使った時の経年変化や体格の変化にも調整しうるようなベッドシステムを選ぶべきだと私たちは考えました。
その1:自然な寝姿勢を保つために 身体に合わせてウッドスプリングを調節する
ウッドスプリングを選ぶ理由、これには2つあります。1つは自分の体格や寝姿勢に合わせて調節ができること、2つめは通気性が良く、高温多湿の日本では必要であることです。
仰向け寝の場合、横向け寝の場合 いずれにせよ、背骨を直立時と同じような姿勢で自然に支えることが求められます。寝心地はマットレスに任せるとして、寝姿勢はウッドスプリングで調節します。
リラックス社のナチュールフレックスやRelax2000などのウッドスプリングは、身体の部位に合わせて硬さを変えることができます。これが、私どもがおすすめする最大の理由です。
センベラのような両端を支えるタイプのウッドスプリング(下図)はヨーロッパにも多く見られますが、ナチュールフレックスなどのタイプに比べると、調整幅は極めて限られていて、耐久性に劣るため、厚手のマットレスと組み合わせる場合にのみの組合せにしています。
その2:寝心地を左右するマットレス
マットレスは弾力性・表面の硬さ・素材の特性などによって寝心地が大きく左右されます。
眠りのプロショップSawadaでは、ウッドスプリングに対して、マットレスを何種類か用意して、寝心地を試していただいて決めるようにしています。(快眠フィッティング)
この場合、身体のカーブはウッドスプリングによって調整されますので、マットレスの厚さは8~12cm程度のものがほとんどです。ある程度のレベルのものを揃えてありますから、どれが良いかというより、どれが相性が良いかを選んでいただきます。
やれ高反発、やれ低反発というよりも、自分にとって気持ちが良いと感じるマットレスを選ぶことが重要です。
その3:温湿度の調整と寝心地を決めるベッドパッド
ベッドパッドは多くの場合おまけ程度にしか思われていませんが、実は睡眠の質に大きな影響を及ぼす素材です。なぜならば、最もヒトの近くで温度33℃湿度50%の条件を調整するものだからです。
眠りのプロショップSawadaでおすすめしているのはドイツ・ビラベック社の羊毛ベッドパッド、もしくは羊毛敷布団ですが、これに変えただけで睡眠の質が変わったという声が非常に多く、特に冷え性の女性には少し厚めの羊毛敷布団の方が、身体にやさしく暖かく感じるという感想が多く寄せられています。
長く使うマットレスを選ぶためには
ベッド・マットレスは一度購入すると10年以上、15年ぐらい使うケースが多いので、長く使えることや、年齢に合わせて調節できることが大切です。
こちらの記事をご覧下さい
おすすめ その1 ナチュールフレックス+選べる5つのマットレス
ナチュールフレックス・ウッドスプリング(シングル 176,000円税込)をおすすめする最大の理由は、調整幅がもっとも広いからです。
作りはシンプルで、将来パーツに問題が出ても交換が容易ですので、長く使えるウッドスプリングでもあります。
そのままスノコベッドなどの通常のベッドにおいても特に問題はありません。日本の一般のベッドマットレスは195cmで、リラックスなどヨーロッパの製品は200cm仕上がりのため、一部のベッドフレームでは使えなかったり、少し出っ張ったりすることがあります。ご相談ください
組み合わせが可能なマットレスは5種類
1.シルバーネス 天然ラテックスマットレス ミディアム 9cm (シングル 154,000円)
2.シルバーネス 馬毛ラテックスマットレス ミディアム 10cm(シングル 220,000円)
3.シルバーネス 天然ラテックスマットレス ハード 14cm(シングル 187,000円)
4.シルバーネス 馬毛ラテックスマットレス ハード 10cm(シングル 220,000円)
5.Buran-type1 3分割ココヤシラテックスマットレス ハード 10cm(シングル 165,000円)
1.→5.になるにつれ、寝心地は硬くなります。
これに ドイツ・ビラベック社リネン麻裏付 オリジナル羊毛ベッドパッド(シングル 46,000円)もしくは オリジナル羊毛敷布団(シングル 73,000円)を組み合わせます。 (表示価格は全て10%税込み)
通常は羊毛ベッドパッドで良いと思われますが、冷え性の女性などでは羊毛敷布団にされた方が寝心地がアップするケースが多いです。
専用の下受け板とベッドフレームでさらに寝心地向上
しかし、専用の下受け板とベッドフレームを組み合わせることにより、さらに調整幅を拡げ、また、脚の部分を少し上げたりできるなど、ナチュールフレックスが持っている機能を全て発揮できます。
詳しくはリラックス社専用サイトでもご確認ください
地元長浜産(滋賀県産)のひのきを使ったベッドフレーム
長浜産のひのき材を使った、オリジナルベッドフレームをお届けしています。
おすすめ その2 横向き寝に Relax2000と天然ラテックスマットレス
独立したユニットがふわっと身体を支えるRelax2000
Relax2000ウッドスプリング(シングル 297,000円)はブナ、又はスイスパインの円板と樹脂を組み合わせて、シングルの場合6×9で独立して身体を支えます。
ストロークが大きいために、ふんわりと雲の上で寝ているような寝心地になります。
肩の部分の沈み込みストロークが大きいために、横向き寝に最適です。 体重のかかる中央部は、硬めに作られていて、それぞれの円板のは4種類の硬さに設定できます。
5ゾーンの天然ラテックスマットレス
Relax2000に組み合わせるマットレスは シルバーネス 天然ラテックスマットレス 14cm (シングル 187,000円税込) これはマットレスの硬さが肩のところは柔らかく、腰の部分は硬いという5ゾーンになっていて、横向き寝を楽にサポートします。日本では横向き寝でも腰にしっかり感を求める方が多いので、密度の高い硬めのラテックス素材を選んでいます。 ベッドパッドはビラベックの羊毛敷布団の方がバランスが良いでしょう。
極上のベッド用マットレス-2
迷ったらメールでご相談、または 無料のWEB快眠カウンセリングを
メールinfo3@sleep-natura.jp にてご相談をお受けしております。 眠りのプロショップSawadaでは無料のWEB快眠カウンセリングのサービスを提供しています。寝具選びに迷ったら、まずはカウンセリングから