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羽毛布団、羽毛布団リフォーム6/1より価格改定

羽毛布団はどこで買う?5つの購入先の比較でベストな選択肢がわかる

あなたは今、「快眠のために良い羽毛布団を買いたい」「だけど…羽毛布団ってどこで買うの?」という基本的な疑問に直面し、立ち止まってしまっていることでしょう。

結論からいうと、羽毛布団は、以下の5つの場所で買うことができます。

5つの購入場所概要・どこにある?
(1)オリジナリティを追求した寝具専門店オーダーメイドで羽毛布団を自社生産して販売しているお店
【どこにある?】
・主に商店街にある路面店・イオンなどの大型商業施設内にも
(2)複数のメーカー品を販売する寝具専門店西川やエアウィーヴなど複数のメーカー商品を揃えて販売しているお店
【どこにある?】
・主に商店街にある路面店・イオンなどの大型商業施設内にも
(3)メーカー直営系のショップ西川直営の「シエスタリア」のように、特定メーカーの製品のみを販売している店舗
【どこにある?】
・デパートやショッピングモールの一角が多い
(4)低価格路線の家具・生活用品店(例:ニトリ)ニトリやカインズのように、手頃な価格の製品を販売している店舗
【どこにある?】
・ホームセンターなどの路面店・ショッピングモール等商業施設
(5)インテリアショップ(例:無印良品)無印良品やTWO-ONE STYLEのように、家具や生活雑貨を販売している店舗
【どこにある?】
・路面店もしくはショッピングモール等商業施設

意外といろいろな場所で買えることに驚いた方もいるかもしれません。しかしながら、どの場所で買うかによって「本当に自分に合った羽毛布団を選べるかどうか」は変わります。

そこでこの記事では、以下の6つの観点から、各購入場所の特徴と優位性を評価し、あなたにとっての最適な羽毛布団を選ぶための案内を提供します。

【羽毛布団の購入場所の6つの比較ポイント】

・品揃え(商品の豊富さ)
・試しやすさ(体験のしやすさ)
・お店への入りやすさ
・商品の安さ
・店員の質(専門知識の程度)
・カウンセリングの有無

【羽毛布団の5つの購入場所の比較表】

総合点商品の
豊富さ
布団の
試しやすさ
お店への
入りやすさ
商品の
安さ
店員の質
専門知識
カウンセ
リングの有無
オリジナリティを追求した
寝具専門店
25点★★★★★★★★★★★★★☆☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★
複数のメーカー品を販売する寝具専門店21点★★★★★★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆
メーカー直営系ショップ
21点★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★☆☆☆★★★★☆★★★☆☆
低価格路線の家具生活用品店(例:ニトリ)19点★★★★☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★★☆☆☆☆★☆☆☆☆
インテリアショップ
(例:無印良品)
17点★★★★☆★★☆☆☆★★★★★★★★★☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆

それぞれに良い部分も悪い部分もあるため、「自分にはどの購入場所が向いているんだろう?」と比較しながら、ぜひ最後までお読みください。

読み終わる頃には、あなたが行くべき場所が決まっているはずです。

それとともに、【必読!】羽毛布団製造のプロがすすめる本当の羽毛布団の選び方 も一読しておきましょう。どのような羽毛布団が最適なのかを知ることで、購入に失敗することが少なくなります。 

目次

1. 選択肢(1)オリジナリティを追求した寝具専門店

【オリジナリティを追求した寝具専門店】

総合点商品の
豊富さ
布団の
試しやすさ
お店への
入りやすさ
商品の
安さ
店員の質・
専門知識
カウンセ
リングの有無
25点★★★★★★★★★★★★★☆☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★

自分に本当に合う羽毛布団を買うならば、「オリジナリティを追求した寝具専門店」で買うのが最もおすすめです。

「オリジナリティを追求した寝具専門店」とは

快眠のプロが常駐していて、布団やマットレスを中心とした寝具を専門に取り扱う専門店のこと。
大きく分けて以下の2種類が存在します。

(1)こだわりのオリジナル羽毛布団を作って販売しているお店

(2)メーカーから流通している既製品を販売するだけのお店

この章では、まず先に「こだわりのオリジナル羽毛布団を企画から販売までしているお店」をご紹介します。

このタイプの「オリジナリティを追求した寝具専門店」の例は、当店「眠りのプロショップSawada(沢田商店)」や「石田屋」、「グートン」、「ねむの木」、「生毛工房」などがその代表例です。

1-1.【品揃え★★★★★】無地の羽毛布団が中心でオーダーメイドも可能

オリジナリティを追求した寝具専門店は、無地を中心とした羽毛布団を中心に取り揃えており、羽毛や側生地の品質別に用意されているのが特徴です。

▼店内では品質別に用意されているので、商品ごとの優劣がわかりやすい

一般的に、羽毛布団といえば、メーカーが販売しているような柄物を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかしながら、羽毛布団を自社で企画から行い、羽毛の買い付け、縫製まで行っているお店は、柄物ではなく無地の羽毛布団を作成・販売しています。

▼メーカー品によくある柄物ではなく、無地の商品がメイン

メーカーのように柄で商品に差をつけるのではなく、羽毛や側生地の品質の組み合わせによって、オーダーメイドでの羽毛布団を発注することもできるのです。

羽毛工房ダウンラボでの羽毛布団製造風景 (眠りのプロショップSawada)

用意されたラインナップの中から選ぶのではなく、羽毛の産地や量、側生地の種類に至るまで、自分の好みに合わせて「完全に自分専用」の羽毛布団を選べるのが、オリジナリティを追求した寝具専門店の魅力です。

1-2.【試しやすさ★★★★★】生地と羽毛の品質、仕立ての方法による違いがわかりやすい

眠りの質にとことんこだわって、自社商品のオリジナリティを追求する寝具専門店は、お客様に最適な羽毛布団を提供するため、店内の羽毛布団を思う存分試すことが可能です。

家具・生活用品店やインテリアショップなどでは、布団が売っていても陳列されているだけで、掛け心地を試すことまではできないのが一般的です。しかしながら、オリジナリティを追求した寝具専門店なら、羽毛布団を実際に触って確かめることができます。

そこでは、生地と羽毛の品質、仕立ての方法による違いがわかりやすいです。

羽毛布団の触り心地を確かめたり、厚さやふっくら感を実際に目で確認したり、掛けてみて暖かさを実感したりすることができます。

1-3.【入りやすさ★★★】一部店舗では事前予約が必要なこともある

オリジナリティを追求した寝具専門店は、お店への入りやすさという面だけ見ると、他の一般的な店舗に比べると敷居は高いといえるでしょう。

例えばニトリなどの低価格路線の家具・生活用品店や、デパートの一角にあるメーカー直営店であれば、寝具以外の商品と並んでフロアの一角にあるため、気軽にお店に入って羽毛布団を選ぶことができますよね。

しかし、オリジナリティを追求した寝具専門店は「良い羽毛布団や寝具を見つけたい」と本気で眠りを改善したい方が来店するお店なので、フラッとお店に入るのは多少勇気がいるかもしれません。

特に、事前予約が求められる店舗もありますが、その場合は、個別のニーズに応じた丁寧な接客やアドバイスを受けられるメリットがあります。睡眠に関する悩みを解決したいと本気で考えているなら、予約をして専門のアドバイスを受ける方が有益です。

1-4.【商品の安さ★★】品質が高い分価格も高くなる

オリジナリティを追求した寝具専門店で販売されている羽毛布団は、品質が高い分、価格も高めとなっています。「数千円で買える安い羽毛布団が欲しい」という方は、お店には置いていない可能性が高いでしょう。

これらの専門店は、本気で快眠を手に入れたいという層に向けてお店づくりがされています。そのため、例えば「水鳥の種類にこだわった、薄くても暖かい羽毛布団」や「縫製にもこだわって作られた片寄りにくい羽毛布団」など、細部まで職人のこだわりが詰まった高品質の羽毛布団が並んでいるのです。

なお、価格差は生地や中身の違いからくるものであり、それが明確になっているため、価格については納得の上で購入することも十分可能ですよ。

1-5.【店員の質★★★★★】豊富な専門知識を持つスタッフが常駐している

オリジナリティを追求した寝具専門店の店員さんの質は、他の場所で買う場合と比べてかなりレベルが高いです。

なぜならば、羽毛や側生地の選定から買い付けまでを担当しているオーナーさんが直接説明してくれることも多いからです。多くの場合、人気の羽毛の産地であるポーランドやハンガリーに足を運んだことがあるような、かなり専門性が高い店員さんから解説を聞くことができるでしょう。

店舗訪問時には、具体的な質問をして、羽毛布団についての深い理解を得た上で選べます。

1-6.【カウンセリング★★★★★】体質や住環境に合わせた提案を受けられる

寝具専門店では、快眠のプロからの詳細なカウンセリングを受けることができる、という大きなメリットがあります。

家具・生活用品店やインテリアショップでも羽毛布団は買えますが、陳列されている羽毛布団をただ眺めるだけでは、その羽毛布団が自分に合っているのかどうか判断することはできませんよね。パッケージに書かれている羽毛の原産地や水鳥の種類、ダウンパワーなどは、商品のスペックでしかありません。

自分にフィットするかどうかは、使う人の体質や体格、生活スタイル、使っている寝具とのバランスなどさまざまな要素によって変わります。だからこそ、カウンセリングが重要となるのです。

オリジナリティを追求した寝具専門店ならば、羽毛布団だけでなく「快眠」について全般的に高い知識を持った店員さんが、カウンセリングを通してベストな羽毛布団を選ぶサポートを行ってくれます。

2. 選択肢(2)複数のメーカー品を販売する寝具専門店

【複数のメーカー品を販売する寝具専門店】

総合点商品の
豊富さ
布団の
試しやすさ
お店への
入りやすさ
商品の
安さ
店員の質・
専門知識
カウンセ
リングの有無
21点★★★★★★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆

「複数のメーカー品を販売する寝具専門店」とは、流通している複数の既製品を取り扱っているタイプの寝具専門店です。1つのメーカーにこだわらず、複数のメーカーの寝具を取り扱っています。

このタイプの寝具専門店は、1社の直営店ではないため、複数のメーカーから良いものだけを厳選して、来店したお客さまに最適な羽毛布団を紹介できる強みを持っています。ただし、羽毛布団に関しては、西川の商品を中心とした品揃えになることが多いでしょう。

店舗の例としては、商店街にある「◯◯寝具店」や「◯◯ふとん店」など地域密着型のお店があります。また、商業施設の中に位置するテナントとして、西川の布団やエアウィーヴのマットレスなど人気の寝具をセレクトしているお店もありますよ。

2-1.【品揃え★★★★★】既製品の羽毛布団(柄物)が中心となる

「複数のメーカー品を販売する寝具専門店」は、西川を中心とした羽毛布団の既製品を取り揃えているお店です。

メーカー直営のショップと違って複数のメーカーの商品の取り扱いがあるため、メーカー間で羽毛布団を比較できるのがメリットです。ただし、商品の品揃えとしては、「松竹梅」のように、柄と価格中心の品揃えになってしまいがちです。

羽毛の種類や量、布団の側生地までオーダーメイドで自由に選択できるお店と比べると、どうしても選択肢は限られてしまうでしょう。

2-2.【試しやすさ★★★★】試しやすいが使用感の違いは分かりにくい

寝具専門店の一種であるため、商品を店頭で直接触って確かめることができます。

ただし、お店の大きさにもよりますが、地域密着のふとん屋さんの場合も、商業施設内のテナントの場合も、羽毛布団のラインナップはそれほど多くないでしょう。売れ筋の羽毛布団しか陳列されていないこともあるため、試せる羽毛布団は限定されていることがほとんどです。

さらに、「羽毛の産地による松竹梅」のような品揃えとなることが多く、それによって使用感の違いがわかりにくいのがデメリットです。

2-3.【入りやすさ★★★】セール品もあって比較的入りやすい

「複数のメーカー品を販売する寝具専門店」が商業施設内にある場合には、比較的入りやすいでしょう。商業施設の一角にあるため、他の買い物のついでに立ち寄ったフリをして、気軽に見て回ることができるからです。

一方で、地域密着型の寝具専門店で路面店にあるお店の場合は、少し入りにくいかもしれません。こうしたお店は「良い寝具を見つけたい」という目的で来店する人がほとんどなので、フラッとお店に入るのは多少勇気がいるかもしれません。

ただし、セール品の安いラインナップが用意されていたり、自由に試せるコーナーなどがあったりすることもあるので、それをきっかけにすると入りやすいですよ。

2-4.【商品の安さ★★★】安いものもあるが価格はメーカー主導型

「複数のメーカー品を販売する寝具専門店」で取り扱っている羽毛布団は、安いものもありつつ、どうしてもメーカー主導型の価格となります。ネット販売が増えた今日、メーカーも販売価格を指定して、守らせようとする傾向があります。

一般に流通する羽毛布団の価格は工場出荷原価に対しメーカーの経費や利益、その上に小売店の利益を乗せて顧客に販売します。一方オリジナルで羽毛布団を作っている店の場合は、ロットが小さい分少し原価は高めになりますが、メーカーの経費や利益はかかりません。

そのため、同じ材料で羽毛布団を作ったとしても、羽毛布団を自社で製造している寝具店よりも価格が高くなりがちなのです。

2-5.【店員の質★★★】睡眠改善というより商品を売る姿勢が強い

「複数のメーカー品を販売する寝具専門店」はあくまで小売店なので、もちろんお店にもよりますが、「お客様の睡眠を改善させる」よりも「商品を売る」が目的になっているお店が多く見られます。

例えば、商業施設に入っている寝具専門店の場合、テナントの家賃も高いため、売上目標が課せられていることがほとんどでしょう。このようなお店では、1万円の羽毛布団よりも10万円の羽毛布団を買ってもらえるように働きかける店員さんが必ずいます。

ショッピングモールなど営業時間が長い店舗では、社員以外にパート・アルバイト店員さんも多く、店員の知識や経験が足りていないケースも多く存在します。

睡眠改善のためには、羽毛布団単体でなく、ベッドやマットレスとの組み合わせや、お客様の睡眠環境がどういう状況なのかなどさまざまな面からアドバイスする必要があります。

しかしながら、アルバイトを含めて知識のムラがある寝具販売店だと、商品知識はあっても多角的なアドバイスまでは期待できないことがあるのです。

2-6.【カウンセリング★★★】お店によって受けられる場合もある

「複数のメーカー品を販売する寝具専門店」でも、お店によっては睡眠改善のカウンセリングを受けられる場合もあるでしょう。

例えば、地域密着系のふとん店では、羽毛布団やマットレスなどの商品知識だけでなく、眠りの質を向上させるための知識を持った店主も存在しているでしょう。

また、商業施設の寝具専門店でも、店長やスーパーバイザークラスの店員に当たれば、羽毛布団と枕の組み合わせなど、総合的なカウンセリングを受けられる場合があります。

こうしたお店で羽毛布団を買う場合には、アルバイト店員ではなく、総合的なカウンセリングができる店員を選んで接客してもらうのがおすすめです。

3. 選択肢(3)メーカー直営系のショップ

総合点商品の
豊富さ
布団の
試しやすさ
お店への
入りやすさ
商品の
安さ
店員の質・
専門知識
カウンセ
リングの有無
21点★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★☆☆☆★★★★☆★★★☆☆
メーカー直営系のショップとは

布団メーカーや寝具メーカーが直接運営している店舗のこと。

例えば、西川やフランスベッド、IWATAなどは直営店を持っています。メーカーによっては、ショールームがあるところもあります。

「絶対に西川の羽毛布団が良い!」など買いたい羽毛布団のメーカーが既に決まっている場合には、メーカー公式サイトから直営店の店舗を検索して、足を運ぶと良いでしょう。

ただし直営店といっても、路面店だけでなく、デパートの一角のテナントに入っているお店やショッピングモールに出店している店舗など、規模はさまざまです。広い店舗もあれば、狭くてあまり商品数がない店舗もあるので注意してください。

3-1.【品揃え★★★★】メーカーが売りたい商品中心の品揃えになりやすい

メーカー直営店は、廉価な商品から高級品まで品揃えは揃っていますが、メーカーが売りたい商品中心になりやすいので注意が必要です。

もちろん、この後に紹介する低価格路線の家具・生活用品店やインテリアショップなどと比べれば、ラインナップは多いです。

しかしながら、メーカー直営系ショップのデメリットは、そのメーカーの寝具製品に限定されることです。例えば、西川の直営店なら西川の商品しか扱っていませんし、フランスベッドの直営店(ショールーム)ならフランスベッドの商品の取り扱いのみになるということです。

さらに、メーカーが「今月はこの商品を売ろう」と決めた場合、その商品中心の品揃えに偏る傾向があります。

もちろん、寝具メーカーとして、お客様の睡眠改善に貢献するような商品の提案はしてくれるのですが、メーカー主導の品揃えの中から選ばなければならないのが難点といえるでしょう。

3-2.【試しやすさ★★★★】メーカーの羽毛布団や枕などを実際に試せる

メーカー直営系のショップでは、実際に商品を試せる環境が整っていることがほとんどです。

メーカーの商品知識が豊富な専任スタッフが常駐しており、羽毛布団だけでなくマットレスやベッドなど他の商品とも組み合わせて試すことができるでしょう。

ただし、デパートに入っているお店など規模が小さな店舗もあり、取り扱っている羽毛布団に限りがあるケースがあります。

そのメーカーのたくさんの商品を試したい方は、ショールームや大型店舗など、できるだけ売り場が広いお店を選んで足を運んでみるといいですよ。

3-3.【入りやすさ★★★★】商業施設内の店舗は入りやすい

デパートやショッピングモール、ショッピングセンターなど、商業施設に入っているメーカー直営系のショップの場合は、入りやすいでしょう。

メーカーの直営店といっても、路面店を構えている店舗もあれば、マルイなど商業施設のテナントの一角として運営されている店舗もあります。路面店は少しハードルが高いかも知れませんが、商業施設に入っているお店なら、他の買い物のついでに入店しやすくておすすめです。

ただし、「少し入りにくくても商品が多く揃っている店舗がいい!」という場合には、メーカーショールームや路面店など広いお店を敢えて選ぶのも手です。

期間限定のショールームやフェアを開催しているメーカーもあるので、情報を探してみると良いでしょう。

3-4.【商品の安さ★★】デパートなどは高級路線の商品が多い

商品の安さは、ブランドの商品展開によって異なりますが、後半で紹介する生活用品店やホームセンターと比べると、高級で質の高い羽毛布団を取り扱っていることが多いでしょう。

特に、デパートに入っている店舗の場合には、デパート自体が高収入層をターゲットにしていることもあり、質が高く価格も高い羽毛布団を販売しているケースが大半です。

西川のように安価な商品から最高級品まで幅広い商品展開をしているメーカーの場合、売っている場所によってラインナップが異なることがあります。家具・生活用品店には低価格商品を、デパートには質を追求した商品が置いてあります。

どの価格帯の羽毛布団がほしいかによって、行く店舗を使い分けるのも良いでしょう。

3-5.【店員の質★★★★】自社メーカーの商品知識はかなり持っている

メーカー直営店の店員さんの専門知識はかなり高く、自社商品については自信を持って商品の特徴を説明してもらうことができるでしょう。

しかしながら、他社の商品知識は持っていないことが多く、自社商品と他社商品の比較ができない場合がある点は注意が必要です。

例えば、並んで陳列されている自社メーカーの商品の違いについては、羽毛の産地の違いや側生地の違いなど、詳しく納得できる説明を受けることができます。

しかし、「じゃあこの羽毛布団と、他社メーカーの◯◯という布団だとどちらが良いの?」と聞かれると、「他社商品についてはちょっとわかりません」といわれてしまうケースが多いでしょう。

また、例えば、商業施設に入っている店舗の場合は、正規社員だけでなくパート・アルバイト店員を採用しているケースもあります。この場合、「こちらの店員さんの知識はすごいけど、こっちの店員さんはあまり知識を持っていない」というふうに、店員さんによって知識の差が出る可能性があります。

3-6.【カウンセリング★★★】丁寧なカウンセリングや接客を受けられる

メーカー直営店の店舗では、商品の専門知識を持ったスタッフさんが、丁寧なカウンセリングをしてくれます。

羽毛布団だけでなく枕、マットレス、ベッドなど寝具全般の商品を製造・販売しているメーカーがほとんどですし、しっかりとした研修を受けているケースが多いと考えられます。

そのため、羽毛布団とマットレスや枕との組み合わせや、寝具環境に合わせた最適な羽毛布団の提案など、質の高いカウンセリングを受けることができるはずです。

ただし、店舗によっては前述した通りアルバイトを雇っているケースもあります。アルバイトもしっかりとした研修を受けているとは思いますが、できるだけ商品だけでなく睡眠の質についてまで知識がある店員さんを見つけて、アドバイスしてもらうのがおすすめです。

4. 選択肢(4)低価格路線の家具・生活用品店(例:ニトリ)

【低価格路線の家具・生活用品店】

総合点商品の
豊富さ
布団の
試しやすさ
お店への
入りやすさ
商品の
安さ
店員の質・
専門知識
カウンセ
リングの有無
18点★★★★☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★★☆☆☆☆★☆☆☆☆

羽毛布団を売っている身近なお店として思い浮かべるのが、ニトリやカインズなどの「低価格路線の家具・生活用品店」ではないでしょうか。

ここでいう「低価格路線の家具・生活用品店」は、寝具も含めて低価格・コストパフォーマンスを重視した商品展開をしているお店を想定しており、ニトリ、カインズ、島忠、ビバホーム、コーナンなどがあります。

生活用品店は、路面店のほか、デパートやショッピングモールの中などさまざまなところに出店しており、全国各地いろいろな場所にあるのがメリットといえるでしょう。

4-1.【品揃え★★★★】低価格中心で商品点数は少なめ

家具・生活用品店の羽毛布団は、低価格帯(5万円以内など)が中心となり、商品点数は少なめになるでしょう。

低価格路線の家具・生活用品店の場合、来店するお客さんが低価格のものを求めているため、ラインナップは低価格のものとなります。10万円や20万円の羽毛布団を置いても、お客さんのニーズとマッチしないため、1万円~5万円程度の羽毛布団が中心になるでしょう。

布団の中綿に羽毛ではなくポリエステル由来を使っている商品が多い点にも注意が必要です。羽毛は、上質なグースダウンではなくダックダウンで価格を抑えた商品がメインとなります。

また、寝具店と違って、寝具だけを取り扱っている訳ではないため、寝具コーナーの面積も狭く、羽毛布団の種類もそれほど選べないことがほとんどです。狭い店舗だと、1~3種類など限られたラインナップから選ぶしかないケースも多いでしょう。

商品の豊富さは、お店や売り場面積によるので、商業施設の狭いテナントで展開しているお店よりも、路面店の大型店を選ぶのがおすすめです。

4-2.【試しやすさ★★】袋からは取り出せないことが多い

家具・生活用品店では、羽毛布団の販売はしていても、袋に入った状態で売っているものを購入するだけで、掛け心地までは試せないケースがほとんどです。

唯一例外があるとすれば、布団フェアが開催されている時期や寝具コーナーが広い店舗では、お店の一角で触り心地などを試せる可能性があります。

布団はあくまで数ある商品の中のごく一部なので、試せないことがほとんどだと思っておくのがベターです。

4-3.【入りやすさ★★★★★】気軽に入店して商品を選べる

お店への入りやすさに関しては、寝具専門店の路面店などと比べると、格段に入りやすいといえるでしょう。

羽毛布団が売っているコーナーは、低価格の消耗品などが売っている売場とひとつづきになっているので、買いに行く抵抗感は全く感じないはずです。

また、寝具専門の担当者がいることもないため、話しかけられることも基本的にはありません。店員に話しかけられるのが嫌という方にはおすすめです。

4-4.【商品の安さ★★★★★】1万円~5万円以内など安い

家具・生活用品店は大量生産することで手に取りやすい価格帯のものが販売されているため、羽毛布団も価格の安いものが多くなっています。1万円以内から高くても5万円程度のものがメインで販売されています。

広告目玉商品や在庫セールを利用すれば、値引き率がかなり高い商品を手にすることもできるでしょう。

5万円以内など低価格帯の羽毛布団が欲しい方で、「さらにセール価格でオトクに購入したい」「ネットだと全く分からないから、店頭で手にとって購入したい」という方には向いているでしょう。

4-5.【店員の質★】専門スタッフがいる店舗は少ない

「大型店で寝具コーナーがとても広い」というケースは別ですが、一般的には生活用品店には、羽毛布団に精通したスタッフは少ないと考えられます。

生活用品店には羽毛布団だけでなく、調理グッズや掃除用具、収納用品などいろいろなジャンルのものが売っているので、「羽毛布団にとても詳しい」という店員を見つけるのは至難の業でしょう。

「グースダウンとダックダウンの違い」や「洗浄度がなぜ大事なのか」など詳しい知識をしっかり説明してくれるような専門スタッフはいない可能性が高いです。

少しでも詳しい店員がいる店舗に行きたいのなら、大型店舗かつ広めの寝具コーナーがある店舗に行ってみてはいかがでしょうか。

4-6.【カウンセリング★】受けられない店舗がほとんど

4-5で解説した通り、羽毛布団にとても詳しい店員がほとんどいないため、睡眠についてのカウンセリングも受けられないケースが多いでしょう。

そもそも布団は陳列棚に並んでいるだけで、実際に試すことなどはできないこともほとんどです。お店によっては、マットレスや枕のお試しコーナーを用意しているお店も一部ありますが、羽毛布団まで含めたカウンセリングは受けられないことが多いでしょう。

ただし、ホームセンターと寝具メーカーが共同で開催している期間限定イベント開催中は、寝具メーカーの担当者から詳しい説明を受けることができる可能性があります。寝具フェアを開催していないか、寝具コーナーが充実しているか、事前に確認してみることをおすすめします。

5. 選択肢(5)インテリアショップ(例:無印良品)

【インテリアショップ】

総合点商品の
豊富さ
布団の
試しやすさ
お店への
入りやすさ
商品の
安さ
店員の質・
専門知識
カウンセ
リングの有無
17点★★★★☆★★☆☆☆★★★★★★★★★☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆

羽毛布団をどこで買うかの最後の選択肢として、インテリアショップをご紹介します。

インテリアショップとは、家具や雑貨など部屋の中で使うものを販売しているお店をいいます。例えば、無印良品やTWO-ONE STYLE、LOWYAなどがあります。

店舗の規模によりますが、寝具や生活家電などを取り扱っているお店もあり、その中のひとつとして羽毛布団を販売しているお店もあるのです。

ここからは、インテリアショップで羽毛布団を買う場合について詳しく解説していきます。

5-1.【品揃え★★★★】小規模店だと置いていないケースもある

インテリアショップの羽毛布団の品揃えは決して多くはなく、小規模店だと置いていないケースもありますが、大規模店もしくはネットには強みがあります。

例えば、無印良品を例にとっても、何階かに渡ってフロアが展開されている大型店舗もあれば、エキナカにある小さな店舗もあります。小さな店舗は商品を置けるスペースが限られているため、羽毛布団までは置いていないケースが多いでしょう。

大型店かつ寝具コーナーであれば、羽毛布団が置いていることが多いと思います。ただし、インテリアショップの場合、中綿に羽毛でなくポリエステルを使った布団が多く、羽毛布団単体ではなく寝具3点セットとして販売しているケースも多いです。

最近は防ダニやウォッシャブルなど機能性が高い掛け布団を求める消費者も多いため、羽毛布団までは置いていないケースが多いと考えられますので、注意してください。

5-2.【試しやすさ★★】陳列されているだけで試せないことが多い

インテリアショップの場合、店舗にもよりますが、羽毛布団がビニールの保存袋に入った状態で陳列されていることが多いです。袋を開けて自由に出したり、触り心地を確認したりはできないことが多いでしょう。

ただし、大型店舗でベッドやマットレスが売り場に置いてある場合には、店員さんにお願いして試せるケースもあるかもしれません。

寝具コーナーが広い店舗を選んで、店員さんに相談してみると良いでしょう。

5-3.【入りやすさ★★★★★】気軽に入って気軽に出られる

インテリアショップは、羽毛布団だけでなくさまざまな商品が並んでいること、商品を買わずに帰るお客さんも多いことから、入りやすさは抜群に高いのがメリットです。

羽毛布団の専門の販売員もいないので、羽毛布団を見ていても話しかけられることもないでしょう。

気軽に入って気軽に出ることができるので安心です。

5-4.【商品の安さ★★★★】寝具専門店と生活用品店の間ぐらいの価格帯

インテリアショップの羽毛布団の価格帯としては、寝具専門店と生活用品店の間ぐらいの価格帯となるでしょう。お店によりますが、3万円~7万円程度の価格帯が目安です。

ただし、前述した通り、最近では1万円を切るようなポリエステルを中綿に使った掛け布団が主流です。羽毛布団自体がそれほど取り扱いが無い可能性もあるので注意してください。

5-5.【店員の質★】布団の専門知識を持ったスタッフは少ない

インテリアショップは寝具しか売っているわけではないため、羽毛布団の専門知識を持ったスタッフはほとんどいないと考えた方が良いです。

店員さんに質問をしても、商品パッケージやWebサイトに記載されている以上の情報は出てこないことが多いでしょう。

羽毛の産地や側生地の違いなど、羽毛布団の商品ごとの違いについて細かく確認したい人には向いていません。

5-6.【カウンセリング★】受けられないと考えた方が良い

インテリアショップでは羽毛布団や寝具、睡眠の質についてのカウンセリングはほぼ受けられないでしょう。

5-5で解説した通り、そもそも専門知識を持ったスタッフが常駐しているわけではないため、カウンセリングも期待できません。

6. 自分にピッタリの羽毛布団探しは専門店のカウンセリングがおすすめ

眠りのプロショップSawada 夢匠庵におけるカウンセリングとフィッティング

ここまで、羽毛布団の購入場所のさまざまな選択肢を詳しく比較検討してきました。もう一度、各購入先の総合評価を振り返ります。

【羽毛布団の5つの購入場所の比較表】

総合点商品の
豊富さ
布団の
試しやすさ
お店への
入りやすさ
商品の
安さ
店員の質・
専門知識
カウンセ
リングの有無
オリジナリティを追求した
寝具専門店
25点★★★★★★★★★★★★★☆☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★
複数のメーカー品を販売する寝具専門店21点★★★★★★★★★☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆
メーカー直営系ショップ
21点★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★☆☆☆★★★★☆★★★☆☆
低価格路線の家具生活用品店(例:ニトリ)19点★★★★☆★★☆☆☆★★★★★★★★★★★☆☆☆☆★☆☆☆☆
インテリアショップ
(例:無印良品)
17点★★★★☆★★☆☆☆★★★★★★★★★☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆

【総合的に評価の高い羽毛布団の購入場所】

(1)オリジナリティを追求した寝具専門店……25点(2)複数のメーカー品を販売する寝具専門店……21点(3)メーカー直営系のショップ……21点

羽毛布団選びに失敗したくないという方は、このような高評価の店舗を選ぶと安心でしょう。

また、「本気で自分に合った羽毛布団を購入したい」という方にも、やはり寝具専門店が向いています。特に、オリジナリティを追求した寝具専門店は強くおすすめします。

そのように言い切れるのには、理由があります。

というのも、世の中の多くの羽毛布団が「羽毛の品質が良い」「ふんわりと暖かい」といった特徴を打ち出していますが、場合によっては過剰な暖かさになる場合があります。

住宅の構造が過去20〜30年で劇的に変化し、より高機能・高断熱の住宅が増えた背景も影響して、例えば、東京や神奈川の暖かいマンションに住む顧客には「暑すぎる」ということもあり得るのです。

今の時代は、このように顧客の住環境や体質、睡眠環境に合わせたカスタマイズが求められるようになっています。このニーズに応えられるのは、カウンセリングと専門知識を備えたオリジナリティを追求した寝具専門店のみです。

オリジナリティを追求する寝具専門店なら「眠りのプロショップSawada」へ

眠りのプロショップSawadaでは、遠方にお住まいのお客様にも、まるで店舗にいるかのような情報提供を目指し、快眠寝具研究室のサイトでは400本以上の詳細な記事を掲載しています。

これらの記事は、決して安くない高価な寝具を検討されるお客様によって熱心に読まれ、多くの方にとって購入の決め手となっています。羽毛布団選びでお悩みの方は、まず以下のリンクから情報をご確認ください。

快眠のために寝具や睡眠環境を改善するには

さらに、当店ではお客様一人ひとりの睡眠環境に合わせた、最適な羽毛布団選びをサポートするための無料カウンセリングを提供しています。

ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクからWEB快眠カウンセリングをご予約ください。

無料WEB快眠カウンセリングのご案内

まとめ

本記事では「羽毛布団をどこで買うか」について解説してきました。

羽毛布団の購入場所は、結論をいうと、以下の5つです。

【羽毛布団の5つの購入場所】

1.オリジナリティを追求した寝具専門店
2.複数のメーカー品を販売する寝具専門店
3.メーカー直営系のショップ
4.低価格路線の家具・生活用品店(例:ニトリ)
5.インテリアショップ(例:無印良品)

万人に合う羽毛布団が無いように、万人に合う購入場所もありません。ぜひこの記事の評価を参考にして、自分に合っている購入場所を見つけて、最適な羽毛布団を見つけてください。

何が自分にとってピッタリなのかわからないという方は、まずは寝具専門店でカウンセリングを受けることをおすすめします。

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