ねむりの部屋– category –
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ねむりの部屋 Vol.86 夏は免疫力が下がりやすいので湿度に注意
寝苦しい夏は免疫力が下がりがち 8月9月と近年は猛暑が続いている。熱中症に気を付けていただくだけでなく、コロナウィルスの感染が増えている中、身体の免疫力の低下に注意を払うことが大切になってきた。 暑いのではなく、蒸し暑い日本の夏 日本の夏は... -
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ねむりの部屋 Vol.45 枕より敷寝具が大切なのだということ
あるライターさんから枕について記事を書きたいので、と取材があった。結局いろいろと説明をしていくと、タイトルは「ぐっすり眠るカギは枕よりも○○にあった!」になってしまった。○○はむろん敷寝具である。 身体の基本は背骨にある、ということはご理解い... -
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ねむりの部屋 Vol.44 自然素材でストレスのない眠りを
毎年恒例なのだが、フランクフルトとケルンの2つの展示会を訪れている。 日本と何が違うのか、一番大きな違いは自然素材の良さを活かしたものが多いということにつきる。典型な例を挙げると、日本の大手メーカーの羽毛布団の生地はほとんどに合成繊維が使... -
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ねむりの部屋 Vol.43 睡眠の長さ以上に、質の回復を考えよう
開けて2017年、新年おめでとうございます と、言いたいところなのだが、先月には日本人の睡眠状況がますます悪化していることをお伝えした。特に睡眠で休養が取れていない人が急増していることは、全くおめでたくない状態だ。 睡眠時間も足りていないのだ... -
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ねむりの部屋 Vol.42 睡眠の質は寝具で改善できる
厚生労働省が発表した平成26 年国民健康・栄養調査結果によると睡眠については非常に厳しい結果となっている。40~50代での睡眠時間の確保が全くできていない。6時間未満が半数近く、5時間未満が10%もあるというから、病気(精神的あるいは肉体的)になら... -
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ねむりの部屋 Vol.41 暖かい布団の条件
寒い冬、「暖かい布団が欲しい」と思われることだろう。それでは暖かい布団とはどういうことなのか、睡眠生理の仕組みと連携して考えてみよう。 まず、入眠時には体の温度は少し高めにしておいた方がよく眠れる。そのためには布団は素早く温まらなくてはい... -
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ねむりの部屋 Vol.40 横向き寝に適したマットレス選び
ヨーロッパの展示会でマットレスのプレゼンテーションを見ていると、多くが横向き寝中心であることに気が付く。そう、ヨーロッパは横向き寝で眠る人が多いのだ。ドイツなどゲルマン民族は体格も良いので、幅広のがっちりした体をいかにストレス少なく横向... -
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ねむりの部屋 Vol.39 受験生へ-睡眠力で記憶力をアップする
まだ残暑が厳しいが、二学期が始まり受験生の皆さんには正念場といえる秋を迎えて日夜努力されていることだろう。 試験で良い成績を取るためには記憶力を高めることが必要であることは、古来より変わらない。そのために睡眠を削って勉学に励む・・・という... -
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ねむりの部屋 Vol.38 夏、寝苦しいウォッシャブル寝具
「この布団は洗えますか?」としばしば問われることが多い。ところが、「おうちの布団は3年に一度は丸洗いしてらっしゃいますか?」とお聞きすると、「ほとんど洗ったことがない」というお答えが帰ってくる。布団は専門の洗いに出せば、一部を除き丸洗い... -
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ねむりの部屋 Vol.37 夏は夜。月のころはさらなり
枕草子が生まれた平安時代の貴族の館は寝殿造りという高床式である。古来より蒸し暑い日本の夏を快適に過ごすには、部屋の通気性を良くすることにより、気化熱を奪い温度を下げるような工夫がなされてきた。その反動として冬の保温性は犠牲にされて... -
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ねむりの部屋 Vol.36 羽毛の産地偽装のことなど
羽毛の産地偽装のことなど 5月8日店に電話がかかってきた。「TBSのひるおびですが、ご出演いただけませんか?」すでに新聞等でご承知のように、フランス産と称して中国産の羽毛が混入されていた産地偽装問題である。この問題は20年以上引きずっているし、... -
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ねむりの部屋 Vol.35 麻と木綿
今日、最も一般的な天然素材は木綿(コットン)である。この木綿が日本で本格栽培され始めたのは戦国時代から江戸時代にかけてで、三河や河内で多く栽培されたために、今日でも三河木綿・河内木綿の名が生地として残っている。 それまではというと、高級品...