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ラテックスマットレスのメリット・デメリット

目次

ラテックスマットレスとは?

天然ラテックスフォーム

ラテックスマットレスは天然ゴムの樹液を発泡させた天然ラテックスフォームを使ったマットレスのことです。自然素材のマットレスとしては最も上位に位置するマットレスといえます。

ゴムの木から、ゴムの樹液をとる

ラテックスマットレスのメリットは?

1:安定して身体を支える正反発素材

高反発でも低反発でもない正反発。これがラテックスマットレスの特徴を言合せています。ラテックスフォームは下図のように、重い荷重がかかっても、軽い荷重の場合でも中心線が一定になるような性質があります。

つまり、凸凹があり、部位によって重量が異なる身体を支えるには最適な素材といえます。

2:へたりにくい、耐久性が高い

素材密度が高い(70~90㎏/m3)とウレタンの数倍以上です。そのため、へたりにくく耐久性の高い素材だといえます。

3:抗菌性が優れている

ラテックスは抗菌性が高く、大腸菌・黄色ブドウ球菌・連鎖球菌などの菌を天然殺菌する働きがあります。そのためカビが非常に生えにくい素材です。

4:生分解して、土に還る

ラテックスフォーム自体は紫外線によって分解する素材です。ゴミになりにくく、最後は土に還る素材なので、環境への負荷が非常に少ないSDGs向けのマットレスです。

ラテックスマットレスのデメリット

このように、身体にも地球にも優しいラテックスマットレスですが、欠点もあります。

1:重く、立てかけられない

素材密度が高いため、へたりにくく耐久性に優れている反面、マットレス本体が重いのが難点です。7.5cm厚のラテックスマットレス(ミルフィ75)で14.3kgあります。15cm以上のマットレスだと30kgにもなるため、移動やローテーションはやっかいです。

素材自体が柔軟なため、金属スプリングマットレスのように立てかけるのはやっかいです。

対策:ウッドスプリングと組み合わせて、単体の重量を減らす

しっかりと身体を支えるには、ある程度の厚みが必要です。私どももかつては15~18cmの厚みのあるラテックスマットレスをお勧めしておりましたが、特に女性ではマットレスのローテーションすらままならないケースが多いという問題がありました。

そこで現在では7~8cm厚のウッドスプリングと7~10cmのラテックスマットレスを重ねて使うことをおすすめしています。そのことによって、単品の重量を軽くすることができることに加え、ウッドスプリングは部位の硬さを調節することができるために、よりよい睡眠環境を作ることができるのです。

ナチュールフレックスセット

2:通気性はふつう。直に使うと蒸れやすい

穴が開いているので通気性が良いと謳うメーカーもありますが、現実的には通気性はそれほど良い方でとはいいにくい平均的な素材です。厚手のラテックスフォームだと穴が貫通していないケースが多いのです。

直に使うと蒸れやすいタイプの素材ですから、シーツだけでなく、吸湿発散性の良い羊毛ベッドパッドを組み合わせるのがいいでしょう。

対策:馬毛やココヤシなど通気性の良い天然素材と組み合わせる

ラテックスマットレスの中には、馬毛シートを張り付けたり、ココヤシ繊維を挟み込むなど、通気性の良い素材を組み合わせたものがあります。あるいは、ハニカムシートなどの通気性の良い素材をベッドパッドとの間に使うと、蒸れ感が格段に少なくなります。

RRELAX社馬毛ラテックスマットレス

ラテックスフォームの上部に馬毛シートを張り付けたRelaxの当店オリジナルマットレス

このように、さまざまな素材と組み合わせることで、通気性を改善すると同時に寝心地の改善にもつながります。

3:カビにくい素材だが、それでもカビることがある

主にフローリング等に敷きっぱなしにするケースや、すのこでも面積の広いすのこを使う場合にカビが生えることがあります。マットレスのフォーム本体がカビることは稀ですが、フォームにかかっているマットレスカバーがカビたりします。

対策:ウッドスプリングやハニカムシートなど、マットレスの下に空間をつくる+防カビスプレーを併用する

マットレスの下に空気が循環するための空間をつくると、カビの発生は抑えられます。防カビスプレーを併用するとさらに効果的です。(当店ではウッドスプリングとラテックスマットレスを同時お買上いただいた場合は、天然由来成分の防カビスプレーを差し上げています)

ラテックスマットレスを購入する前に気を付けること

天然100%でない合成ラテックスを混ぜたものがある

一般に天然ゴムを100%使ったラテックスフォームは「ピュア・ナチュラルラテックスと呼ばれますが、合成ラテックス(SBRフォーム)の混率が20%までなら「ナチュラルラテックス」と呼んでいいことになっています。

天然ラテックスも自然の恵みですから、良い品質のものから、悪いものまでランクがあります。一般的に低ランクの原料を使うラテックスは合成ラテックスを混ぜたほうが安定的なので、天然ラテックスを謳いながら、合成ラテックスを混ぜているメーカーもあります。

フォームメーカーの技量によってばらつきがでる

ラテックスフォームづくりは、いわばパンケーキを作るようなものです。良い原材料を探し、丁寧に攪拌して発泡剤を均一に入れ、均一な温度で発砲させることによって得られます。逆に工程で手を抜くと、「ス」が入った、均一でないラテックスフォームになります。

この判断はやっかいで、技術力のあるフォームメーカーとの信頼関係が大切になります。

以前に訪れたスイスのラテックスフォームメーカーは、製造した10%強は不良とすると話をしていました。それぐらいに厳しいチェックをしていました。ここまで品質管理をするメーカーはまだまだ少なく、アジア系のメーカーの中には、品質が不安定なところがあるのは事実です。

ラテックス特有のゴム臭がする

これはある程度避けられないところがあります。使用しているうちにゴム臭は消えて気にならなくなるケースがほとんどです。

いままでの経験から、ヨーロッパのフォームメーカーはゴム臭が非常に少ないのが特徴です。当店でも扱うRELAX社のラテックスマットレスはゴム臭はほとんど感じられません。

 

 

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