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初めてのマットレスとウッドスプリング選び

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世の中には実に数多くのマットレスが存在しています。そして、どのマットレスも「睡眠に良い」と説明されています。本当のところはどうなのか、なかなか判りません。そこで、自然素材を大切にしたいナチュラル派のための、題して「初めてのマットレスとウッドスプリング選び」

目次

大切なのは睡眠へのストレスを減らすこと

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このマットレスを使えばたちどころに快眠できます・・・なんてものはありません。寒い、暑い、痛い等々睡眠を妨げるさまざまなストレスをできるだけ減らすことが快眠への第一歩です。

もちろんその為には、寝具・ベッドだけでなく、部屋の温湿度、騒音、光環境、そして毎日の生活リズムを整えることも必要ですし、精神的なストレスなども睡眠を妨げます。

快適な睡眠を得るためのマットレス選び6ヶ条

まずマットレス選びをする際に必ず押さえておく6ヶ条を再確認してみましょう

ストレスの少ない正しい寝姿勢を得るためには

1.背骨のS字カーブを正しく保持する(特に仰向け寝)

2.背骨が真直ぐになるよう支える(横向き寝)

身体がストレスを感じないバランスの硬さが必要なので

3.体圧分散して均等に支える+ 4.寝返りが打ちやすい適度な硬さ

快眠の条件は温度33℃湿度50%なので

5.汗を素早く吸放湿して湿度を下げる+ 6.熱を逃がさず保温する

ウッドスプリング+マットレス+ベッドパッドの組合せがベスト

さて、上記の条件ですが 1.2.は正しい寝姿勢を保つこと これを一番下で身体を支えるウッドスプリングで実現します 3.4.はマットレス面の硬さのバランスをとることを示していて、ストレスの少ない寝心地のマットレス選びが必要です。 5.6.は理想的な温湿度を保つことで、マットレスにもその役割はありますが、最も肌に近いベッドパッドがその役割を果たします。 つまり、理想的なマットレスを得るにはそれぞれの単品を考えるのではなく、必要な機能のバランスを取る組合せを得ることが大切です。

眠りのプロがおすすめする組合せ1

ナチュールフレックスセット ウッドスプリングに オーストリアRELAX社のナチュールフレックス・ウッドスプリング マットレスは ナチュールフレックス用5種類のマットレスから好みの硬さの物を選び ベッドパッドは ドイツ・ビラベック社の羊毛ベッドパッド、もしくは羊毛敷布団 もちろん、これ以外の組合せがベストという方も少なからずいらっしゃいますが、今までのお客様アンケートなども含め総合的に考えますと、この組合せをベースに選んでいただければ、80%ぐらいの方には満足いただける寝心地を提供できると思われます。

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眠りのプロがおすすめする組合せ2

milfi_ws006 ウッドスプリングに ビラベックのミルフィエレメント・ウッドスプリング マットレスは ビラベック社のミルフィ・ライト・ラテックスマットレス または ミルフィラテックスマットレス または ボディドクター・ラテックスマットレス ベッドパッドは ドイツ・ビラベック社の羊毛敷布団 ナチュールフレックスほどではありませんが、ウッドスプリングの良さを十分味わえる組合せです。価格もリーズナブルで長さが195cmのために、通常のマットレスをそのまま置き換えしていただけます。(ナチュールフレックスは200cmですので、使えますが少し出っ張ります)

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なお、この組合せは電動リクライニングにも適しています。いままで電動リクライニングベッド向けというとジェルトロンマットレスぐらいしか選択肢がありませんが、この組合せだと寝姿勢に合わせて調節もできますのでより良いでしょう。

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こんな感じでリクライニングの上下にも上手く対応できます。

なぜ金属コイルのマットレスを薦めないのか?

眠りのプロショップSawadaが金属コイルをおすすめしない理由は3つ

1.廃棄するのが難しい

コイルスプリングのマットレスはさまざまな素材が組み合わさってできています。それをちゃんと分別して廃棄することは現状非常に困難であり、金属コイルが破砕機のトラブルになりやすいとも云われています。メタルフリー(金属を使わない)の場合、例えば上記の組合せだと廃棄は簡単で、多くの天然素材は土に還ります。環境負荷面から金属コイルのマットレスはおすすめしていません。

2.寝心地の調整が難しい

最近の金属コイルスプリングのマットレスの上位機種を見ると非常に厚いものになっています。中には40cm以上のものもありますが、その中身を見てみると金属コイルの上にラテックスや低反発ウレタンなどを組み合わせた物が多いのです。

このような複合型のマットレスは一旦購入してしまうと寝心地の調整がほぼできません。特にウレタン系が上部に組み合わさっている場合一旦へたってしまうと非常にやっかいです。

一方、ウッドスプリング+マットレス+ベッドパッドの組合せても厚さは18~25cmぐらいで、十分な寝心地を得ることができますし、調整も簡単です。スペースのことを考えても、あまり厚すぎるマットレスはどうなのかと考えてしまいます。

意外に多いのが、店頭ではふっくら柔らかい方が良いと思ったが、実際に使い始めると柔らかすぎてこまったという声です。長年使うものですから、後で調節ができるようにしておいた方がいいのです。

3.エレクトロスモッグの問題

電磁波や地磁気の乱れは、健康や睡眠に悪影響を及ぼすと云われていて、特にそのこと=エレクトロスモッグに対して厳しいヨーロッパではベッドの組立に金具を使わないものがかなり多いのです。

また、電磁波の影響を調べて、部屋の中で最適なベッドの位置をカウンセリングするようなサービスもあります。金属コイルは電磁誘導を起こしますから、できる限り避けて自然素材で眠る方がいいのではないかと考えます。  

エアーウィーヴやAIRなど話題になっているマットレスはどうなのか?

CMなどで話題になっているマットレスもあります。しかし、それほど厚みのあるマットレスではありません。それ単独では十分に機能しないと考えています。上記の条件1~6を単独のマットレスで満たすというのは非常に難しいのです。

もしかしたら、それらはウッドスプリングやベッドパッドと組合せることにより、良い組合せになるかもしれませんが、寝心地と耐久性のバランスを取るのがやっかいだと思われます。 また、エアウィーヴのポリエチレン網状形成体やAIR等に使われる高反発ウレタン、トゥルースリーパーやテンピュール等で使われている低反発ウレタン いずれにしても、ウッドスプリングに組み合わせるラテックスフォーム等に比べると素材密度が低く、耐久性(形状変形より弾性低下)に問題があると考えます。

特に腰がへたってしまうと買い換えるしかない1枚物のマットレスは避けた方がいいでしょう。少なくとも3つ折で中身のローテーションや交換ができるようなマットレスにするべきだと考えます。オリジナルの3レイヤーマットレスⅣはそのような考えで作られています。 耐久性の問題についてはこちら

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従って、積極的におすすめする状況ではありません。

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