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寝苦しい夏は免疫力が下がりがち
8月9月と近年は猛暑が続いている。熱中症に気を付けていただくだけでなく、コロナウィルスの感染が増えている中、身体の免疫力の低下に注意を払うことが大切になってきた。
暑いのではなく、蒸し暑い日本の夏
日本の夏は暑い。これは温度が高いというよりも、湿度が高いことに原因がある。快適な睡眠環境は温度33℃湿度50%だが、湿気の多い日本の夏は直ぐに湿度が80%を超え、不快指数が増える。このような寝苦しい状態が続くと、寝入りが悪い、中途で覚醒するなど睡眠の質が低下して、免疫力が下がる。夏バテもこの一種である。
暑がりさんにポリエステルは合わない
WEB快眠カウンセリングのご相談の中には、「暑がり」体質であるのに「ポリエステル」の寝具を使われている方が意外に多い。汗の吸収ができないポリエステルの寝具は夏の大敵なのだ。夏は大量に汗をかく。冷感も重要かもしれないが、それよりも、汗を素早く吸収し、発散して湿度を下げる寝具が大切といえる。代謝量の高いお子さんは特に注意が必要だ。
蒸し暑い日本の智恵-麻
眠りのプロショップが麻をおすすめするのは、吸湿発散が早いこと・熱伝導性が良く熱のこもりが少ないために、日本の夏に一番合う天然素材だからである。古来から使われてきた日本の暮らしの智恵といえるだろう。
輻射熱予防も大切:エアコンを積極的に使おう
もちろん、エアコンは積極的に使って除湿をすることが大切。また、家屋の輻射熱を下げるためには、寝る直前でなく早めにエアコンを使って部屋全体の温度を下げる工夫も必要だ。また、布団乾燥機は積極的に使って、寝具の湿気を感想させておくことをおすすめする。寝入りの爽やかさを得るためには大切である。