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【在庫限りで販売終了】濱ちりめんのシルク残糸を使ったエコロジーなオーダー安眠まくらⅤ

現在シルク残糸を使ったオリジナル安眠枕Ⅴは、原料の入荷ができなくなり在庫のみで販売終了です。

目次

濱ちりめん製造のシルク残糸を使った、エコロジーなシルク糸の枕

地元長浜市の伝統産品である濱ちりめんは和装の生地としては最高級に位置する優れた織物です。その濱ちりめんを織る際に最後に残った残糸を有効利用してシルク糸を中身にしたオリジナル安眠枕Ⅴです。

眠りの地産地消を長浜から

眠りのプロショップSawadaは1998年から環境に負荷を与えない寝具に取り組んできました。考え方の基本は「長く使う・再利用できる・生分解する」です。これらの取組により、2007年にはグリーン購入大賞中小企業部門において大賞を受賞いたしました。

その後、地場産品である麻織物や濱ちりめんを使った寝具の開発に取り組んできました。地元長浜のひのきを使ったオリジナルひのきベッドなどもその一環です。

今回、地元で親しくしている濱ちりめんの製造の方から、「濱ちりめん製造過程で生じるシルク残糸を有効活用できないか?」という声をかけていただき、サンプルを頂戴しました。一般にシルク糸というと細くて柔らかいというイメージがあります。ところが、この糸は精練前でセリシンが残っているために、割としっかりと腰がある感じです。

ヨーロッパから輸入販売している馬毛枕の馬毛に似ている感じなので、枕に使ってみようということで、当社のオリジナル安眠枕に入れて2ヶ月間テストを行いました。へたりがでないわけではありませんが、想像以上にしっかりとしていて、寝心地も良好です。

従来使っている中身と比べると硬さとしてはウールノップスより少し硬めで、竹炭パイプとほぼ同等です。廃棄の際に土に還りますので、パイプ素材のように、マイクロプラスチックになって環境汚染を引き起こす心配がありません。30℃以下で手洗い可能です。

この枕は、外側の麻ニット生地+麻わたのカバー、高さ調節用のハニカムシート・パンチングシート、そしてシルク糸の中身も地元長浜を中心とした湖北地方で製造されたものです。

2018年の琵琶湖環境ビジネスメッセに出展し、新聞等でも取り上げていただきました。

シルク残糸ですが、使用していると糸が固まってくることがあります。その場合は一旦中身を取りだしてほぐし直すか、軽度なら綿入れ口から手を入れて中身をほぐしてください。天然素材のために、一定のメンテナンスが必要となります。

オーダー対応のオリジナル安眠まくらⅤの特徴

70cmのワイドタイプ 7カ所で細かく調節できます
肩にフィットするように、ゆるくカーブをつけました

サイズは一般的な63cm巾に対し、70cmとワイドでゆったり寝てもらえるようになっています。従来のタイプが5ヶ所の部屋であったのに対し、安眠まくらⅤでは7カ所の部屋になり、より細かく調節ができるようになりました。

中央部分は従来より巾を小さくして、寝返りした際の横向き寝ポジションが楽にとれるように改良しています。さらに肩の部分にカーブを少し付けて、身体にフィットするようにしました。

調節のための出し入れも簡単に、中身がこぼれにくいように縫製されています。

中央部は仰向け寝をサポートする3つの部屋

中央部は3分割になっていて、頸椎カーブに沿って調節出来るようになっています。

横向き寝をサポートする両サイド各2つの部屋(従来は各1つだけ)

横向き寝の場合は、仰向け寝よりも枕の高さが必要です。そこで両サイドは中身の量を増やして高めに仕上げています。さらに横の部分は従来は1つの袋だけであったのを、2つに分けることにより、横向き寝した場合に耳が縫い目の部分にくるため、圧迫が少なくなりました。

まくらの中素材は4種類

まくらの中身の素材は、好みの硬さや反発力を選んでいただけるよう、濱ちりめんのシルク糸以外に3種類、合計で4種類の中身を用意しています。

自然なやわらかさ:ウールノップス(販売終了)

ウールを粒わた状にしたものです。適度な弾力性をもった自然な柔らかさが特徴です。天然素材を大切にする私たちのコンセプトにも適した素材です。ただ、粒わたなので使用しているうちにどうしても嵩が減ってくるのは致し方ありません。今回は高さ調節シートを1枚増やしましたので、タオルなどと合わせて幅広く調節していただけます。ウォッシャブルウールなので押し洗いによる丸洗いに対応しています。

しっかり目の感触:竹炭入りソフトパイプ

消臭遠赤外線効果のある竹炭パウダーを練り込んだポリエチレン素材のパイプ枕です。ソフトタイプなのでガシャガシャと音がしないタイプです。しっかりした寝心地に加え通気性が良いので、男性に人気があります。押し洗いによる丸洗いに対応しています。

絶妙のバランス:活性炭入りエラストマーパイプ

同じに見えるパイプですが、弾力性のあるエラストマー素材に、多孔質で消臭や遠赤外線効果のある活性炭を練り込んでいます。硬さはウールノップスとパイプの中間で、しっとりとしたホールド感で人気のある新素材です。

通気性と吸湿性をアップした、ニット麻生地の外側

オリジナル安眠まくらには、7つの部屋を持つ枕に、さらに外側のカバーを付けています。側の上面にはニット織りリネン麻生地に麻わた(200g/㎡)をキルティングしています。これは麻の涼感と吸湿発散性の良さを活かすためです。

首筋はどうしても汗をかきやすく、その吸湿発散が悪いと蒸れて、寝心地が悪化します。そこで吸湿発散性の良い麻と麻わたを使って、汗を素早く吸う仕組みにしました。安眠まくらⅤでは、従来のリネン麻平織り生地をニット織りに変えることにより、さらに通気性を向上させています。手洗いによる丸洗いも可能です。

家庭で高さを簡単に調節できる3枚のシート

中の素材の量を増減して高さ調整するのは、家庭では難しいので

簡単に家庭で調節ができるように高さ調整シートを3枚添付しました。

安眠まくらⅤには、高さと通気性を調節するために

ハニカムシート  1枚 + パンチングシート 2枚

が添付されています。通常は枕の本体の下に入れて使います。ただ、ハニカムシートは通気性をアップするために、枕の外側と枕本体の間に使うことで、空気層を作るため、外側の麻が吸った汗を素早く発散できるようになっています。この時には気化熱を奪うため、枕の温度を下げる働きもあります。

  

左がハニカムシート、右がパンチングシート 厚さは両方とも約5mm

  

裏側からハニカムシートが入っているところ、右はパンチングシートを入れるところ

柔らかな寝心地を生み出すダウンアッパー

枕外側の上に重ねて置く薄いダウン枕です。これを重ねることによって、ふわっとした寝心地が得られます。オプションです。価格は、羽毛価格に依存するため、お問い合わせください。

このようにさまざまな素材を組み合わせることで、最適な寝姿勢のカーブと寝心地を得ることができるようになっています。

調湿と脱臭を行なう紀州備長炭

枕本体の中に紀州備長炭を入れることにより、調湿効果と脱臭効果が得られます。こちらもオプションで2ヶセットです。

製品ラインアップ

価格はいずれも10%税込価格です。

安眠まくらⅤ シルク糸(濱ちりめん残糸) 低タイプ(低~中)  18,700円※在庫限りで販売終了
安眠まくらⅤ シルク糸(濱ちりめん残糸) 高タイプ(中~高)  18,700円※在庫限りで販売終了

安眠まくらⅤ ウールノップス入      低タイプ(低~中)  18,700円※販売終了
安眠まくらⅤ ウールノップス入      高タイプ(中~高)  18,700円※販売終了

安眠まくらⅤ 竹炭ソフトパイプ入     低タイプ(低~中)  18,700円
安眠まくらⅤ 竹炭ソフトパイプ入     高タイプ(中~高)  18,700円

安眠まくらⅤ 活性炭エラストマーパイプ入 低タイプ(低~中)  26,400円
安眠まくらⅤ 活性炭エラストマーパイプ入 高タイプ(中~高)  26,400円

高さがわからない場合は高タイプをご購入ください。中身を減らして低~中の高さに変更できます。

オプション  アッパーダウンピロー ホワイトダウン入り 価格は羽毛価格に依存するため、お問い合わせください。
注:低タイプの枕ユニットの上に置いて枕の寝心地をふわっとソフトにするオプションです。

オプション  紀州備長炭 2ヶ  1,100円

オプション  ハニカムシート    1,980円(1枚標準装備)

オプション  パンチングシート    660円(2枚標準装備)

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