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2021年年頭のご挨拶、夢匠庵オープンへの思い

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令和3年の新年を迎え、新春のお慶びを申し上げます。

昨年は眠りのプロショップSawadaは創業130周年ということで、さまざまな取り組みを行ってまいりました。多くの皆様のご愛顧と応援をいただきまして、本年創業131年目を迎えることができますこと、御礼申し上げます。

コロナ禍で、見通しができない厳しい時代ではありますが、この1月8日は新店舗「夢匠庵」をオープンいたします。従来、商品センターに仮店舗として展開していた店は本店・羽毛工房ダウンラボとして、引続き寝具の販売を行ってまいります。

今年もよろしくお願い申し上げます。

睡眠を解決する新店舗「夢匠庵」への道

夢匠庵は快適で上質な眠りを提供するために、寝具のカウンセリングとフィッティングに特化した店です。奥の蔵は快眠ゲストルームとして、有料ですが、眠りのプロショップSawadaがこだわった寝具で宿泊いただけます。

昨年末には仮オープンにこぎ着け、この1月8日に本オープンをいたします。

布団屋~ライフスタイルショップ~眠り屋へ

私(店主)がこの長浜へ帰ってきたのは1983年。その頃は、大量のチラシを撒いてセールを行い、まさしく布団を売るだけの店でした。そんな店では生き残っていけない、ということから雑貨やインテリアなど、生活の楽しさを提供しようとライフスタイルショップを志向しました。

ただ、布団屋の本業は快適な眠りを提供すること、と気付き、睡眠や睡眠環境の勉強を始め、店名も「眠りのプロショップSawada」と変えて、快適な睡眠の実現にはどのようにしたらいいかを提供し始めました。「布団屋」から「眠り屋」への展開です。それでも「睡眠が大事」といいながら、その実、寝具やベッド・マットレスなどの「モノ」を売っているのが現状でした。

「モノ」を陳列した店ではなく、もっとゆったりとした空間で、お客さまからじっくりとお話を聞き、お一人お一人に合わせた寝具を選んでいただく時代がくるんじゃないか、眠りのプロショップを志向するなら、それが本来のあるべき姿ではないかと考えました。

60になったら晴耕雨読の生活も良いなと考えながら、「夢匠庵」最初のコンセプトが生まれたのが7年ほど前です。当初は湖畔にある古民家を使ってやってみようと考えたのです。

元浜町の再開発計画から町家を利用した「夢匠庵」へ

そんな折り、以前の店が有った博物館通りのパウビルを中心に元浜町13番街区市街地再開発事業が進められることになりました。長浜のまちづくりを取り組んできた先輩方からのお声掛かりです。長浜商店街連盟の会長でもありましたので、再開発組合の副理事長として取り組むことになりました。

当初は新しい再開発ビルに戻るはずでしたが、再開発の商業コンセプトを詰めていくなかで、還る場所がなくなってしまい、一時はどうしたものかと途方に暮れました。今回の再開発は町家をそのまま活かした店舗です。そこで、夢匠庵のコンセプトを町家を使って実現する事となり、嫁さんの実家でもある「かわ重」さまのご協力もいただいて、夢匠庵オープンの運びとなりました。

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一番奥には良い蔵が残っていたので、母屋の一階を店舗に、蔵を睡眠を体験できるゲストルームとしています。

健康を切り口とした連携・コラボレーションを目指します

夢匠庵は予約制の快眠カウンセリング専門店ですが、これ単体ではなく、長浜のまちなかに健康という切り口で連携やコラボレーションをすることを目指しています。

元浜町13番街区の再開発ビルは「湖北くらしのスコーレ」という名前で「医・食・住」をテーマにさまざまなショップが展開されます。

https://kurashi-school.com/

山形鶴岡市のイタリアンレストラン、アルケッチャーノの奥田政行シェフのプロデュースによるレストラン「Biwa collage」では生産者と繋がった持続可能で健康的な食の実現をめざしたものです。

大高酵素による「酵素風呂」は身体の体温をあたため酵素を取り入れることで、健康的な身体作りを行います。ヨガ教室なども行われる予定です。

奈良・くるみの木の石村由起子氏プロデュースのライフスタイルショップでは、健康をキーワードとした食や住を中心としたショップの企画が詰められています。

また、向かいのかわ重さま2階では、アスリートでもある甥が「KOHOKU CASANE マルチスポーツクラブ」を運営しており、健康的な身体を作るための身体のコンディショニングを行っています。

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これらが連携することで、まちなかにより大きな魅力を生み出すことができ、長浜のまちづくりにもつながることと考えています。

 

 

 

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