アイダーダウン羽毛ふとんの選び方や最適なカバー、毛布の組合せ

Q:アイダーダウンが非常に暖かいと聞いて購入したいのですが、どのように選べばいいのでしょうか?

羽毛の宝石と呼ばれる最高級アイダーダックダウンの羽毛ふとん。各メーカーでも最高級品として位置づけられていますが、その良さを活かして快適に眠るには、アイダーダウンの仕立て厚さや使うカバー、毛布との組合せを最適にする必要があります。

アイダーダウンならなんでもという訳にはいきません。高額の品だけに、失敗しない選び方が必要です。

一般に販売されている有名メーカーを調べてみました

まず、各メーカーから出ているアイダーダウン羽毛布団をカタログから調べてみました。(2017年秋冬カタログより)

メーカー名 品番 スペック 羽毛の量 価格(税抜)
東京西川 KL001 側:絹100% ドイツ製 1,200g ¥2,400,000
東京西川 300g ¥900,000
東京西川 KL2510 側:綿100% ドイツ製 1,200g ¥2,000,000
京都西川 4D4359 側:綿100% 日本製 1,200g ¥2,000,000
京都西川 4S12159 側:綿100% 日本製 1,100g ¥1,800,000
昭和西川 10515 側:綿100% 日本製 カナダ 1,000g ¥1,500,000
昭和西川 カナダ  250g ¥550,000
ロマンス小杉 7041 側:絹100%甲州 日本製 1,200g ¥3,000,000
ロマンス小杉 600g ¥1,900,000
ロマンス小杉 300g ¥1,200,000
ロマンス小杉 7280 側:絹100%サテン 日本製 1,000g ¥2,000,000

どのメーカーも掛ふとんは1,000~1,200gで、それ以外に250~300gの肌掛ふとん、600gの合掛けを設定しているメーカーもあります。東京西川(西川産業)だけが、ドイツ・パラディース社製で、後は日本製です。

アイスランドのアイダーダウン自体は年間2,000kg程度しか産出されませんので、非常に高価です。各社の価格からみると 概ね1kg140~180万円程度の価格設定となっていますので200g変わっても金額がばかになりません。羽毛の産地はアイスランドが一般的に良質ですが、昭和西川のはカナダ産ですので、他社に比べ少し安い価格設定になっている模様です。

(ちなみに眠りのプロショップSawadaはアイスランド産ナノクリスタル加工をして1kg100万円です)

最適な量は800~1,000g ベストは800g+300g

この30年間で最も変わったのは、住宅の気密性と保温性です。伝統的な日本建築は保温性が悪かったので、まず、保温力をアップするというのが一番でした。かつて、2枚あわせのアクリル毛布が多く出回ったのも、まず保温性確保というところからです。

今日、保温性にすぐれた住環境が一般的になってきました。そこから考えますと、通常使用は800g程度がベストだと考えます。伝統的な日本建築であったり、寒冷地であれば1,000gを選択するのが無難です。

もし800gで不安であれば1,000g、あるいは800gに300gの肌ふとんを重ねる方法がベストです。メーカー製は1,200gのものが多いのですが、それよりは800g+300gに分けた方がコスト的にも有利です。十分に暖かい環境であれば 700g+250gぐらいでも良いでしょう。

アイダーダウンは絡みが非常に強いために、布団の嵩そのものは、あまりありません。800gは「薄い」と感じる方が多いのですが、実際には十分な保温力を得られるのです。

側生地は通気性の良い綿100%がベスト

アイダーダウンの良さを活かすのが側生地の役割です。しかしながら、最高級品ゆえに、どうしてもシルクなどの高級素材を使ったものになりがちです。

シルクは高級感は非常にあり、肌に使うには良い素材なんですが、耐久性に難点があり、特にサテンはカバーが滑りやすいので、おすすめとはいいがたいところです。

綿でも、通常のダウンプルーフ生地だと通気度が3cc以下のものがほとんどです。アイダーダウンは絡みが強いことから、生地からの吹き出しリスクが少ないので、通気度5cc以上の生地を使った方が、その良さを得られます。

アイダーに最適なおすすめ生地 TE270

眠りのプロショップSawadaのアイダーダウン羽毛布団に使われている生地は、ドイツWeidmann社のTE270。 69g/㎡と最軽量の生地で、通気度も6ccあるために、アイダーの良さを最大に活かすことができる生地です。

シルバーグレーの無地で、至って無愛想ですが、プリントの生地より通気性が良いのです。

オーダーできるアイダー羽毛布団 しかも製造直売

眠りのプロショップSawadaのアイダーダウン羽毛布団はオーダー仕立て。ご希望のサイズや羽毛の量を選んでいただけます。

サイズは一般的なものは 135×185cm 135×200cm 150×210cm 150×230cm 175×210cm 190×210cm 210×210cm 230×210cm

キルティングは シングルの場合で
200~400g    6×7マス 直キルト もしくは 2cmマチ立体
500~900g    5×6マス 7cmマチ完全立体 もしくは 4cmマチ立体
1,000g~1,200g  変形5×5マス 7cmマチ完全立体
が標準的なタイプとなります。

アイダーは一マスずつ手で軽量して詰めます。生地はTE270 5×6マス

河田フェザーのアイダーダウン しかもナノクリスタル加工

原料メーカーは、品質では日本のトップともいえる河田フェザーで、眠りのプロショップSawadaが最も信頼を置いている原料メーカーです。実際、他のメーカーのアイダーダウンと比べても絡みが強く、ホコリが少ないのが特徴です。

さらも、おそらく国内では他に例がほとんどないと思われますが、アイダーダウンにナノクリスタル加工を施しました。

さまざまな効果が期待できる抗酸化遠赤外線を発生します。

製造直売で判りやすい価格体系

例えば中厚掛布団の場合、TE270側80,000円+羽毛1,000,000円×0.8kg=880,000円となります。羽毛の量が増えれば、その分プラス、減るとその分マイナスで計算します。

名称 側生地 キルト 羽毛量 価格(税抜) 価格(税込)
肌ふとん TE270 69g/㎡ 5×6 2cm立体 300 380,000 410,400
合掛ふとん TE270 69g/㎡ 5×6 4cm立体 500 580,000 626,400
中厚掛ふとん TE270 69g/㎡ 5×6 7cm完全立体 800 880,000 950,400
掛ふとん TE270 69g/㎡ 変形5×5 7cm完全立体 1,000 1,080,000 1,166,400

その他のサイズは セミダブルは1.3倍、ダブル1.4倍、クイーン1.6倍が目安です。お問い合わせください

アイダー羽毛ふとんに最適な布団カバーは?

どんな良い羽毛布団を使ったとしても、その良さを活かすには、肌に直接触れるカバーはとっても重要です。

海島綿サテン 掛布団カバー

海島綿(シーアイランドコットン)はカリブ海西インド諸島で採れる世界最高峰の超長綿で綿の宝石ともいわれています。シルクの様な光沢と肌ざわりがあり、カバー自体も690gと軽量です。シングル 54,000円(税込)

アイリッシュリネン100 掛布団カバー

極細の100番手リネン麻生地を使った当店オリジナルカバーです。リネンならではのさらっとした風合いが抜群で、洗うごとに肌にやさしくなじみます。シングル 54,000円(税込)

アイリッシュリネン80 80番手もあります 25,920円(税込)

スイス・シュロスベルグ 掛布団カバー

ヨーロッパでも最高峰であるスイスコットンの伝統を受け継ぐシュロスベルグ。プリント生地の美しさは抜群です。特にジャージー(ニット)のカバーは身体をやさしく包みます。

アイダーダウンに最適な毛布は

アイダーダウン自体に保温力がありますので、毛布に求められるのは、いかに肌沿いや風合いが良いか、ということになります。

イタリア・マラゾット 超軽量カシミヤ毛布ZEUS

わずか635gという、極上のカシミヤ糸を軽く織り上げた、まるでストールの様な、というか本来ストール向けの手触り抜群の毛布です。2016年のドイツの展示会で見つけました。

直輸入価格は 194,400円(税込) 単色・シングルのみ