快眠のための敷ふとん選び

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敷寝具に求められる8つの機能とは

畳やフローリングなど敷布団に求められる機能には8つあります。このうち最初の6つはベッドのマットレスと同じです。ヒトの体を司る神経は背骨を通っています。背骨が曲がったり、無理な力がかかると、身体に悪影響を及ぼします。

敷布団の場合は、片付けたりすることが前提になりますので取り扱いやすさもポイントになります

1.背骨のS字カーブを正しく保持する(特に仰向け寝)

sleep-system00敷布団の基本は背骨のS字カーブを正しく保持することです。

左のように自然な直立姿勢では、ヒトの背骨はゆるやかなS字カーブを描いています。睡眠時にはこのカーブが同じようになるように支えることが基本となります。

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このように、腰が落ち込むような敷布団は、背骨の状態が「く」の字型になりやすく、腰痛の原因にもなります。それゆえ、硬い布団が体に良いといわれてきました。しかしながら今日では硬いだけではだめなことが分かってきています。

2.背骨が真直ぐになるよう支える(横向き寝)

横向き寝の場合、横から見て背骨が真直ぐになることが必要です。横向き寝の場合は肩や腰など身体の出っ張り部分が大きく、硬いふとんだと圧迫を受けて背骨が真直ぐになりにくいのです。特に肩こりなどに影響がありますので、肩の部分をソフトに受けて、姿勢がくずれないようにすることが求められます。

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3.体圧分散して均等に支える
4.寝返りが打ちやすい適度な硬さ

ヒトの体重は身体の部分で8割近くの荷重がかかるわけですが、1.で背骨が曲がるからといって硬い布団で寝ると、出っ張った部分に荷重がよけいにかかります。すると、この部分で血流が悪くなりますから、それを防ぐために寝返りを打つようになっています。寝返りが多いと、睡眠の深さは浅くなってしまいますので、適度に体圧分散して、身体全体で支えられるようにすることが大事です。

一方で、低反発マットレスのように体圧分散が過ぎると、今度は寝返りが打ちにくくなります。寝返りには適度な反発が必要ですから、高反発でもない、低反発でもない適度にバランスの取れた敷布団が重要なのです。

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5.汗を素早く吸放湿して、6.熱を逃がさず保温する
快眠の条件は温度33℃湿度50%

ヒトは一晩に200~800㏄の水分を不感蒸散によって放出します。また発汗する特は背中が多いので、敷布団はこれらの水分を素早く吸収するだけでなく、発散して湿気がこもらないようにすることが大切です。十分な吸放湿機能が必要なことから、敷布団は2枚敷にして、上部は水分の吸収発散を、下部は正しい寝姿勢の保持をするように役割分担することが必要です。

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1枚敷だと、ヒトの熱が下から逃げてしまいます。寒いからといって、掛布団をどれだけ掛けても保温力は高まりません。2枚敷にすることにより、断熱効果を高めることができるのです。また、下図のように、上部で素早く吸った汗を、下部から放出する役割を持たせておくと、湿気の籠もりも少なくなります。

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「2枚もめんどくさい~」というお声もありますが、1枚ずつの重量を軽いものにすることで、取り扱いは楽になります。

 7.片付けが楽であること

畳やフローリングの場合は、基本的には毎日布団を畳んで片づけることになりますので、できるだけ取り扱いが楽な軽量の敷布団が求められます。一方で、軽量な敷布団は耐久性に問題があることが多いので、このあたりもうまくバランスが取れたものを選ぶようにしてください。

8.通気性が良いこと

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昨今はフローリングに敷布団を敷いて使うケースも増えてきました。しかしながらフローリングは畳のように湿気をほとんど吸いません。また、毎日敷布団を片付けない方も増えていますので、その結果、毎年1~2月の結露が多いときは特に顕著ですが、カビが生えてしまうということになります。特にウレタン系のマットレスはカビが生えやすいのが問題となります。

カビを防ぐには、下部の敷に中空のブレスエアータイプで空気の循環が良いものを選ぶ、吸湿シートを併用して、湿気の籠りをふせぐなどの方法があります。

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上記はミルフィ・エレメントですが、ナチュールフレックスなども含め、ウッドスプリングをその下に使うことで、換気が良くなり、同時にベッドと同じような寝心地と耐久性が得られるようになります。ご相談ください。

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ウール敷ふとん

敷布団の機能としてはウールが最も睡眠生理に合った素材であると思います。

ただ、単独だけでは身体を支えるという点で弱点がありますので、マットレスと組み合わせます。

羊毛ふとん-ウールの良さを知る
暖かくて吸放湿性に優れている羊毛(ウール) 古来から暖を取ることのできる繊維として羊毛は使われてきました。その特徴は 暖かい : 汗を吸うと湿潤熱と呼ばれる熱を発生する 吸湿性に優れる : 汗を素早く吸うので、蒸れずに快適 放湿製に...
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2レイヤーマットレスⅡ

フロアタイプの場合マットレスはこちらに組み合わせます

いままで、整圧ふとん・ムアツふとん・マニフレックス等々いろいろ取り扱ってきましたが、それぞれに良いところはあるんですが、フローリングが増えた今日ではウレタンのマットレスはカビ等のリスクが高くなりすぎます。

一方でブレスエアーやエアーウィーブの中空タイプの素材では、通気性が良すぎて保温性に難点があります。そういう意味では一番バランスが良い仕上げになっています。

畳やフロアー用のマットレスはどれがいいんだろう?とお悩みの方は一度お試しになってください。

眠りのプロショップオリジナル 2レイヤーマットレスⅡ
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