まずマットレス編をお読みください。基本的な考え方はこちらに記されています。
フロアタイプで横向き寝する場合の注意点
横向き寝をサポートするには基本的にはウッドスプリングを使った組み合わせにするのがベストです。しかしながら、畳やフローリングで使う場合は、布団を畳んで片づけるということを考えておく必要がありますから、ウッドスプリングだと後述するふとんエレメントぐらいしか考えられません。 硬くて薄い敷ふとんだけで横向き寝をすると、どうなるかというと
- 肩が圧迫される→肩の周りの筋肉が緊張する→肩の痛みや肩こりにつながる
- 肩が圧迫される→血流が悪くなる→寝返りが増え睡眠の質が低下する
これらのことが考えられます。 これは比較的に横向き寝が楽に作られている整圧敷ふとん(西川産業)の画像ですが、それでも、ベッドの場合に比べると明らかに肩の部分がきゅうくつです。 このことから、肩の出っ張りを受け止めるだけの厚みが必要であることがわかります。フリーリングでの横向き寝は、肩のストレスをどれだけ減らせるかが大きなポイントとなります。
もちろん枕だけでの解決は無理
横向き寝用の枕というのもありますが、背骨の姿勢をどうするか、ということから考えると枕だけで解決をするというのは根本的に無理なのです。 肩の受け止めが不十分だと、横向き寝時の枕にはある程度の高さが必要です。ところがヒトは寝返りを打ちますから、仰向け時の高さを考えると、枕の中央部と両側でかなりな段差が必要になってしまいます。これでは、寝返りがしにくくなってしまうでしょう。 まず、敷寝具・マットレスを見直すのが重要です。
3レイヤーマットレスⅣ+羊毛敷ふとんの組み合わせ
三層構造にして、身体をうまく支えます
3レイヤーマットレスⅣは上からラテックスフォーム・パワーロフトソフト固わた2枚・ダブルラッセルという構造になって、上のラテックスが身体をバランス良く支えます。 また、昨今はフローリングに直置きされるケースが増えています。通気性の良いダブルラッセルが下に来ることで、通気性が確保され、カビが生えにくい状態になります。(生えないわけではありませんので、要注意)
羊毛敷ふとんを上に敷いて体圧分散を
3レイヤーマットレスⅣの上には羊毛100%の敷ふとんを敷いて、さらに肩の圧迫を減らします。
ふとんエレメントを使うと、さらに寝やすくなります
ヒュスラーネストのふとんエレメントは、コンパクトで畳みやすいウッドスプリングです。これを2レイヤーマットレスの下に使うと、さらに肩が楽になります。 ふとんエレメント シングル 132,000円(税込)
敷きっぱなしなら、ミルフィエレメント
布団を片づけない=日常的に敷きっぱなしにするのなら、ミルフィエレメント・ウッドスプリングの方がカビにくく、硬さの調節が容易です。ナチュールフレックス・ウッドスプリングでも問題ありません。
迷ったらメールでご相談、または 無料のWEB快眠カウンセリングを
メールinfo3@sleep-natura.jp にてご相談をお受けしております。 眠りのプロショップSawadaでは無料のWEB快眠カウンセリングのサービスを提供しています。寝具選びに迷ったら、まずはカウンセリングから