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Q:横向き寝に最適なマットレスの選び方は(フロア編)?

まずマットレス編をお読みください。基本的な考え方はこちらに記されています。

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目次

フロアタイプで横向き寝する場合の注意点

横向き寝をサポートするには基本的にはウッドスプリングを使った組み合わせにするのがベストです。しかしながら、畳やフローリングで使う場合は、布団を畳んで片づけるということを考えておく必要がありますから、ウッドスプリングだと後述するふとんエレメントぐらいしか考えられません。 硬くて薄い敷ふとんだけで横向き寝をすると、どうなるかというと

  • 肩が圧迫される→肩の周りの筋肉が緊張する→肩の痛みや肩こりにつながる
  • 肩が圧迫される→血流が悪くなる→寝返りが増え睡眠の質が低下する

これらのことが考えられます。

これは比較的に横向き寝が楽に作られている整圧敷ふとん(西川産業)の画像ですが、それでも、ベッドの場合に比べると明らかに肩の部分がきゅうくつです。

このことから、肩の出っ張りを受け止めるだけの厚みが必要であることがわかります。フリーリングでの横向き寝は、肩のストレスをどれだけ減らせるかが大きなポイントとなります。

もちろん枕だけでの解決は無理

横向き寝用の枕というのもありますが、背骨の姿勢をどうするか、ということから考えると枕だけで解決をするというのは根本的に無理なのです。 肩の受け止めが不十分だと、横向き寝時の枕にはある程度の高さが必要です。

ところがヒトは寝返りを打ちますから、仰向け時の高さを考えると、枕の中央部と両側でかなりな段差が必要になってしまいます。これでは、寝返りがしにくくなってしまうでしょう。 まず、敷寝具・マットレスを見直すのが重要です。

パンテーラ三つ折りマットレス

パンテーラマットレスは、オランダのフォームメーカーの最高級ウレタン、パンテーラシリーズを使った横向きに適した11cm厚の三つ折りマットレスです。

ブロックのスリットが深く取られているので、横向き寝時に肩の出っ張りをうまく受け止めるように作られています。さらに三つ折りなので、3つのパーツをローテーションして使うことができます。

ウレタン密度があるので、体重があるしっかり支えたい方におすすめです。

LUXFORT(ラグフォート)三つ折マットレス

ラグフォートマットレスも、スリットを深くして、肩をうまく受け止めるようになったタイプです。パンテーラ同様三つ折りなので、パーツのローテーションが可能です。

パンテーラに比べると、寝心地がソフトなので女性向けといえるでしょう。12cm厚の三つ折りタイプと、20cm厚のマットレスタイプの2種類があります。

羊毛敷ふとんを上に敷いて、温湿度の調節とさらなる体圧分散を

パンテーラマットレスもラグフォートマットレスも、その上には羊毛100%の敷ふとんを敷いて、温度と湿度の調節を行なう(これが最も重要)と同時に体圧分散機能を改善します。

ふとんエレメントを使うと、さらに寝やすくなります

  ヒュスラーネストのふとんエレメントは、コンパクトで畳みやすいウッドスプリングです。これをマットレスの下に使うと、さらに肩が楽になります。

敷きっぱなしなら、ミルフィエレメント

布団を片づけない=日常的に敷きっぱなしにするのなら、ミルフィエレメント・ウッドスプリングの方がカビにくく、硬さの調節が容易です。ナチュールフレックス・ウッドスプリングでも問題ありません。

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