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夫婦で使うベッドサイズはどれがベスト?

夫婦が使うベッドはかつてはダブルサイズが主流でした。しかし、眠りのことを考えた場合のベストのサイズはなんでしょうか?

目次

結論:シングル2台を付けて使うのがベスト

それぞれに最適なマットレスを選ぶことができ、掛布団も別にできる

結論からいうと、シングルベッドを2つ付けて使う、あるいはワイドキング(シングルサイズマットレスを2つ大きなフレームに入れる)のがベストです。そのわけは

RELAX2000ウッドスプリング2台を一つのベッドフレームに入れたワイドキングサイズ

理由その1 それぞれの体格や体質に合わせたマットレスを選ぶことができる

体格、寝姿勢が異なれば、最適なマットレスは変わります。であれば、それぞれに最適なマットレスを選ぶことが最も重要です。夫婦だからといって同じマットレスにする理由はないのです。

逆にマットレス1枚のダブルサイズやクィーンサイズ(メーカーによってサイズはまちまち)では、片方にマットレスを合わせなくてはなりません。また、1枚のマットレスは相手の体動が伝わってしまい、寝返りの度に影響を受けざるを得ません。ポケットコイルスプリングだと比較的影響は少ないといわれますが、それでも別々のマットレスのようにはいかないのです。

理由その2 そもそもダブルサイズやクィーンサイズは十分な巾とはいえない

シングルサイズの標準巾は約100cm(厳密には97cmがほとんど)、それに対しダブルサイズは140cmしかありません。クィーンサイズはメーカーによってまちまちですが、150~160cm巾でダブルよりはマシですが、十分とはいえません。

ドイツのシングルの標準は90cmです。面白いことに1ヤード(91cm)、3フィート(90cm)、半間・三尺(90~91cm) ヒトの大きさを元にした単位は東西でほとんど同じです。平安時代は畳みが敷布団のようなものでしたから、畳みの大きさが敷布団の大きさと考えていいでしょう。

そこから考えると、ベストは90cm×2=180cm、日本ではキングサイズと呼ばれる大きさです。ところが、このサイズだとマットレスの選択肢が非常に狭くなります。結果、シングルサイズ×2とした方が、幅広いマットレスから選べるということです。180cm巾も200cm巾もそれほど変わりません。マンションの6畳の部屋なら入る大きさです。

クィーンサイズ80cm×2=160cm この場合掛布団はクィーンサイズ210×210cmがベスト

理由その3 体質が違うなら掛布団もそれぞれに合わせた方が快適

80cm巾×2=160cmのクィーンサイズの場合、掛布団はクィーンサイズ210cm巾、もしくはキングサイズ230cm巾を組み合わせることがほとんどです。ところが男と女では体質が違うことがほとんどです。一般的には男性の方が代謝量が大きく暑がりの方が多い一方、女性は冷え性で寒がりという方が少なくありません。

体質が同じなら良いのですが、体質が違う2人が同じ厚さの掛布団を使う場合、どちらかに合わせる必要があります。快適な睡眠を得るという考え方には合わないですね。

前述のドイツの場合90cm巾のマットレスに対し、標準的な掛布団サイズは135×200cmです。ところが日本ではこのサイズはほとんどありません。シングルサイズの標準大きさは150×210cm、もしくは150×200cmです。

総合的に考えると、マットレスサイズは100×200cmを2つ、掛布団も150×210cmを2つにすると、概ね問題なく使えますし、マットレスも掛布団も選択肢が多く得られますので、100×200cm 2つをおすすめするわけです。

マットレスはシングル2台で、ベッドパッドをワイドキングサイズ(200×200cm)という選択肢

マットレス2台だと間が空いてしまうのが気に入らないという方がいらっしゃいます。そのような場合は、下の画像のように、マットレスを2つ合わせて、その上にワイドキングサイずのベッドパッドを敷き、シーツで包めば200×200cmのマットレスのように使えます。

シングルベッドにシングルのウッドスプリング
その上にそれぞれマットレスを載せる

この場合は、ウッドスプリングで硬さをそれぞれ調節した後に、マットレスを置き(この場合は同じものですが、厚さが似ていれば別のものも可能)、さらにその上からワイドキングサイズ200×200cmのベッドパッドを載せると1枚のマットレスのように使えます。それでいて、寝心地はそれぞれに合わせることができるのです。

シングルベッドを2つ付けて、それぞれにシングルサイズの羽毛布団を置いたものです。羽毛布団のようにフィット性が良いものであれば問題ありません。

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