ビラベック社の羊毛ベッドパッド・羊毛敷布団を洗うには?

ビラベック社の羊毛布団は通常は家庭で洗えません

日本の羊毛布団の多くがウォッシャブル加工がなされています。ウォッシャブル加工はウール表面のスケールというウロコを薬品等で取り除くことで、洗っても縮まないようにする加工です。

よくあるウォッシャブル加工のウールは吸放湿性が悪くなります

当たり前ですが、スケールを取り除いてしまうということは、ウールの持つ本来の良さを取り除くということです。吸放湿性能が低下します。

ビラベック社のウールは未加工なので、家で洗うときは注意が必要です。

ビラベック社のウール素材は未加工で、育てている環境もかぎりなくオーガニックに近い状態です。そのことがビラベックの羊毛布団の特徴なのですが、家で洗うと縮みます。失敗されたお客さまがいらっしゃいます。

基本的には専門のアクアジェットクリーニングができるクリーニング店にお任せください。

緊急で洗う場合はこのように

永年ビラベックに勤務されていて、友人関係にあったSoSanStyle寝室デザイン研究所の松本氏が家庭で洗う方法を紹介しています。

結構面倒なので、3~5年に1度の丸洗いはプロにお任せいただいた方が安心ですが、子どもがおねしょをした、という場合にはこの方法が使えます。

SO SAN STYLE(ソサンスタイル)ではドイツ製ビラベック(billerbeck)のウール敷きパッドをベッドパッドとしておススメしています。ビラベックのウールパッドはウールに薬品を使ってウールに加工をしていないので、基本的にお家での洗濯はできない表示(ドライクリーニングのみ)になっています。

あくまで自己責任でお願いしたいのですが、通常洗えないという真綿なども、このような方法なら洗えることが多いです。ドライクリーニングでは、中わたの汚れは取りきれませんので、このような方法が効果的です。

ねむりはかせの紹介

この記事は店主である「ねむりはかせ」が執筆しました。

快眠寝具の探求者。快適な睡眠を実現するための寝具を研究し実践をつづける通称「ねむりはかせ」で眠りのプロショップSawada店主。133年続く老舗寝具店の4代目。上級健康睡眠指導士等、睡眠の専門家でもあると同時に、寝具への深い造詣を持ち、独自の寝具づくりに取り組んでいる。

眠りのプロショップSawada(株式会社沢田商店)
本店・羽毛工房ダウンラボ
〒526-0052 滋賀県長浜市神前町9-11  TEL.0749-62-0057 10:00~18:30 火曜日定休
お問合せ・ご質問は info3@sleep-natura.jp まで

予約制の快眠カウンセリング寝具専門店「夢匠庵」はこちら

 

シェアする

フォローする

トップへ戻る