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羽毛布団、羽毛布団リフォーム6/1より価格改定

枕より敷寝具を優先すべき理由

sleep-system06 何度も同じようなことを書いてますが、まだまだ理解いただいていない方が多いようなので

枕を合わせて作ったら快眠できるのか?→枕は敷寝具の一部である

半分イエスで半分ノーです。上の図を見てください。

これは仰向け寝の場合ですが、背骨のラインは立位=立った状態と同じが理想です。もちろん、全ての人がそうというわけではありませんが、基本的な考え方として認識してください。

すると寝姿勢のポイントになるのは主にA(頭頂) B(頸椎) C(肩・肩甲骨) D(腰部) E(臀部)となります。このうち枕が担当するのはAとBです。

枕の役割は、立位と同じ寝姿勢が取れて、気道の角度が自然になってスムースに呼吸ができるようにすることといえます。それ故Bの頸椎高とAの頭頂高を調節するわけです。 このように枕は敷寝具の機能の一部ですから、枕だけで解決するわけではありません。

残念なことに世の中には、まだまだ誤った枕の使い方をしている方が少なくありませんから、枕の高さを調節しただけで、改善するという方もあります。しかし、根本的な解決にならないのはA,Bの枕だけでなく、C,D,E全体としてバランスが必要と言うことは図からわかると思います。 特に肩こりの解消にはA-B-C全てのバランスを考えることが求められます。B~Cの連携が重要となるのです。

敷寝具を先に決めることを優先すべき

このことから、まず脊椎を支えるC-D-E、つまり敷寝具を先に決めておくほうが優先されるのだということがわかるでしょう。

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このように、敷布団の硬さが変わると、必要な枕の高さが変わってきます。いくら頸椎高を細かく計っても、緻密にオーダー枕を作っても合わないことがある、ということになります。

横向き寝はさらに難しい

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横向き寝はさらにやっかいです。BとCの落差が大きいので、仰向け寝に対して横向き寝は高い枕が必要となります。さらに、背骨(脊椎と頸椎)が横から見て真っ直ぐにするためには、出っ張りのある肩と臀部をうまく受け止めることが求められます。

横向き寝で硬い敷寝具を使って肩こりに困っているという人は、Cの肩に圧迫がかかることが原因と考えられます。硬い敷寝具だと肩の出っ張りを受け止めることができません。当然肩の一部に体圧がかかりますから、それを支えるべく肩のまわりの筋肉が始終緊張を強いられます。

実際にヒトは仰向き寝や横向き寝を繰り返すことが多いので、仰向き寝と横向き寝の両方ともバランス良く支えることが求められるのです。私たちがウッドスプリングをおすすめする理由もここにあります。ウッドスプリングを使うと、肩の部分を柔らかくできますので、横向き寝が楽になります。

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なぜ枕からすすめたがるのか?

以上のような理由で枕より敷寝具選びを優先すべきだということがご理解いただけると思います。しかし、世の中にはまずオーダー枕で枕から改善しましょうという寝具店が多いのですがなぜでしょう?

それは枕の方が敷寝具より安価で、しかも枕が話題になることが多いため、寝具の入り口としてのハードルが低いからです。「まず枕からとっかかりを作ろう」という指導をしている寝具メーカーさんも多いのです。(寝具メーカーさんは敷布団が中心で、ベッドも含めた総合的な解決メソッドを持っていないということも理由の一つになります)

しかし、これでは快眠の為と良いながら、物売りの域をでません。私たちは小手先で無く、本当の快眠ソリューションを提供していきたいと考えています。ですから、「枕が欲しいんだけど、どんなのが良い?」といわれても、カウンセリングの結果「まず敷寝具を改善して、それから枕を合わせましょう」とお帰りいただくことも少なくありません。

もちろん、ちゃんとした敷寝具やマットレスは枕よりずっと高価になりますから、すぐ結論を出していただくのは難しいと思います。それでも、快適な睡眠への第一歩は敷寝具(マットレス)からです。将来の健康に向けての投資と思っていただければ、と考えています。

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