睡眠を改善するための3つの方法
睡眠が十分に取れていない、不眠である、寝付きが悪い、夜中に目が覚める、寝起きがつらい、日中眠くなる・・・さまざまな睡眠の問題を抱える方が増えています。睡眠不足は精神的なストレスが増えるだけでなく、身体の免疫力を低下させて健康を阻害します。健康寿命にも大きな影響を与えますし、さらには、事故などの原因となり、生産性を低下させる要因にもなっています。不眠などの睡眠障害による損失は1年間で3兆5,000億円にもなるという試算もあります。
それでは、健康を維持するためにも、睡眠を改善するにはどうしたらいいのでしょうか?眠りのプロショップSawadaは次の3つを提案します。
睡眠のしくみを知る
まず、睡眠生理、睡眠衛生を理解しましょう。どのように睡眠が行われるのかを理解することで睡眠が改善することが報告されています。
生活習慣を見直す
睡眠のしくみを理解したならば、それに基づいて生活習慣を見直しましょう。起床から就寝まで、自然な身体のリズムを取り戻したり、食事や住環境の見直しなどで、睡眠を改善することができます。
寝具や睡眠環境を見直す
こんな話があります。
これが全てではありませんが、さまざまなお客様のカウンセリングをしていますと、特に敷寝具やマットレスが身体に合っていない方が多いことがわかってきます。自分の体格や体質に合わせて、寝具を選ぶことで睡眠の改善ができます。
また、寝室の温湿度や、空気の環流、光や照明環境や、騒音や臭いなどの睡眠環境が整っているかチェックすることも重要です。残念ながら日本の家屋建築においては、睡眠を改善するという視点がほとんどありません。これは残念なことです。
これを使ったら快眠できる寝具なんて無い
世の中には「この寝具を使ったら今日から快眠」と謳っているものが数多くあります。もちろん、それが使う人に合っていればいいでしょう。しかし、万能な寝具なんてないのです。
身体にストレスをかけない寝具を選ぶ
ヒトは本来ちゃんと眠ることができる動物です。疲れたら眠る、夜になったら眠る、睡眠は脳や身体の疲れを取るためにヒトにとっては欠かせません。
しかしながら、寒い・暑い・蒸れる・痛い・不自然などさまざまなストレスによって眠りは妨げられます。寝具選びをするときは、その人にとってストレスの少ない寝具を選ばなければなりません。
もちろん、寝具以外の寝室や、精神的・肉体的なストレスも睡眠を妨げる理由になりますから、睡眠の質を上げるためには、日常の環境や生活リズムなどの見直しも必要なことは言うまでもありません。
個人によってストレスの少ない寝具は異なる
暑がり・寒がり、仰向き寝・横向き寝、性差、基礎代謝量の違いなど、個人によって異なりますから、当然個人別にストレスの種類も変わってきます。
いままで数多くの快眠カウンセリングを行なってきましたが、特に暑がり・寒がりと寝姿勢によって選ぶ寝具が変わってくるのです。
自分に合う寝具をどのようにして選ぶか
上質な睡眠を得るためには、自分に合った寝具を選ぶことが必要です。いくら他人が良いといっても、あなたに合う保証はありません。自分の体格や体質、寝る癖等自分に合わせた掛布団、敷布団、マットレス、枕などをバランス良く組み合わせて行く必要があります。
まず寝具の機能的な役割を理解すること
自分に合うかどうかは、寝具がどのように機能するかを理解することが必要です。最終的には気持ち良いなどの感覚で決めることも多いのですが、長く使うものですから、機能を無視することはできません。睡眠生理に従って、素材の持つ特色を活かしていくことが大切なのです。
快眠カウンセリングを受けてください
「快眠できる枕ありませんか?」このようなお問い合わせが非常に多いのですが、枕一つをとっても、体型・体質・寝姿勢によって人さまざまです。ましてや腰痛や肩こりなどの身体的問題を解決するには、あなたの睡眠の状況を理解せずして問題の解決は得られません。場合によっては、睡眠外来など睡眠の専門医にかかる必要があるかもしれません。(睡眠時無呼吸症候群が多いです)
眠りのプロショップSawadaでは、上級睡眠健康指導士・睡眠環境診断士などの認定をうけ、多くのお客様の事例経験豊富なスタッフが、まずカウンセリングを行います。多くのお客様の場合、それほど時間は要しません。一方、睡眠障害や腰痛など問題を抱えている方の場合は、じっくりとお聞かせいただくことになります。
この時点でできるだけ多くの情報をいただくことが、睡眠改善の解決につながります。また、この時に、住宅や寝室環境、ご予算があればそれもお伝えください。
遠方の方はWEB快眠カウンセリングを
ご来店いただけない、してみたいがとりあえず目処を付けてみたいという方にWEB快眠カウンセリングを受け付けています。
お問合せ、質問はお気軽にどうぞ
info3@sleep-natura.jpまで
快眠フィッティングで自分に合った品を選んでいただきます
カウンセリングに基づき、何種類かの寝具をお試しいただきます。最初に敷寝具(敷布団やマットレス)、その次にまくら、最後に掛ふとんです。
まくら単独の場合は、現在お使いの寝具に近いものでお試しいただきますが、現実にはまくらを探してこられる方の8割ぐらいは、まくらそのものより敷寝具に問題があるケースが多いので、そのことも合わせて確認を行います。
実際に最も重要視しなければならないのは敷寝具でしょう。布団というと掛布団をイメージされて敷寝具まで十分考慮されていないケースが多いのです。しかしながら、身体の健康を維持する重要な要素は背骨であり、ストレスなく自然な姿勢で身体を支えることが最も重要といえます。