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ラテックスマットレス ミルフィマットレスとボディドクターマットレス どちらを選ぶ?

目次

ミルフィマットレスとボディドクターマットレスの違い、ラテックスマットレスの選び方について

両方とも同じ天然ラテックスを使ったマットレスで、ラテックスフォームはモノゾーンと呼ばれる均一の硬さで仕上がっています。価格もほぼ同等なのですが、それぞれに特徴があります。どちらを選んだらいいのかわからないというご質問もいただきますので、明快な答えになるかはわかりませんが、私なりの見解を述べます。

サイズはシングルサイズで97×195cmと日本の標準的なマットレスの大きさですので、既存のマットレスとの置き換えができます。下に組み合わせるミルフィエレメント・ウッドスプリングも同じサイズです。

一方、オーストリア・RELAX社のシルバーネスマットレスなど、ヨーロッパのメーカーはシングルサイズが100×200cmと少し大きめに作られています。実際に使う際には大きな問題はありませんが、少しでも長い方が良い方はヨーロッパサイズをおすすめします。

ミルフィマットレスは10cm厚

ビラベック社のミルフィマットレスはラテックス密度が約75㎏/㎥で、ラテックスフォームの厚みは10cmになります。

表生地は竹繊維35%ポリエステル65%のニット生地で伸縮性があります。側生地にはほとんど厚みがないので、ラテックスフォームの厚み=マットレスの厚みとなります。

しっかりと身体を支える寝心地

ボディドクターのマットレスコア7.5cmに対し、ミルフィは10cmの厚みがあり、その分身体をしっかりと支える寝心地といえます。

ボディドクターは厚さと硬さが異なる3種類

日本のラテックスフォームマットレスでは老舗といわれるボディドクターは現在ラインアップは、ラテックスフォームの厚みで3種類があり

10cm厚でソフト目のアドバンス(70㎏/㎥の柔らかめフォーム) 

7.5cm厚で最も長く使われているレギュラー(75㎏/㎥の標準フォーム) 

5cmで密度が高く硬めのフートン5(85㎏/㎥の固めフォーム)の3種類です。

表生地は共通で綿52%ポリエステル48%に中わたポリエステル100%のキルティングです。生地の伸縮性はあまりありません。

ボディドクターの厚みは表示サイズより実寸法は薄いので注意

なお、ボディドクターの表示サイズは厚さが大きめに出ています。カタログの表示ではアドバンスは13.5cm厚、レギュラーは11cm厚、フートン5は8.5cm厚となっていますが、実際の厚さは中身のフォームの厚さに1.5cm程度を足したのが実情です。

実際の厚みはアドバンスが11.5cm厚、レギュラーは9cm厚、フートン5は6.5cm厚と見込んでいただいた方がいいでしょう。

ボディドクターの寝心地は、ラテックス密度通り

ボディドクターの場合寝心地ははっきりしていて、アドバンスはソフトで柔らかく、レギュラーが中間、フートン5がハードで硬い寝心地です。アドバンスは柔らかいので仰向け寝中心の方よりは、横向き寝に適しています。

かっちりした寝心地ならフートン5にビラベック社の羊毛敷ふとんを組み合わせるのが良いのですが、厚みがない分、横向き寝には向きません。

伸縮性のあるミルフィマットレスの方が身体へのフィット性は良好

ミルフィマットレス と ボディドクターレギュラーは中のラテックスフォームはほぼ同じ規格です。ただ、ミルフィマットレスの方が側生地に伸縮性があるので横向き寝は楽です。

一方、ミルフィマットレスで腰部の柔らかさが気になる方は、ボディドクター・レギュラーの方が側生地に伸縮性がない分、表面の張りが強いためしっかり目の寝心地になります。

まとめるとこうなります

ラテックス厚みラテックス密度価格(税込)イメージ
ミルフィ100100mm75Kg/㎥93,500円ふんわりしっかり
アドバンス100mm70Kg/㎥99,000円柔らかい
レギュラー75mm75Kg/㎥85,800円標準やや硬め
フートン550mm85Kg/㎥63,800円硬い

ラテックスの良いところは正反発

この上の画像が一番良さを表しています。高反発なら、重りは反発して跳ねます。低反発は重りを支えきれずに沈みます。ラテックスの良いところは、重さが異なっても中心線が変わらないという、敷寝具の最適な反発力があるからです。

天然素材で最後には土に還る。そんなSDGsに合わせたラテックスマットレスを眠りのプロショップSawadaではおすすめしています。

ウッドスプリングと組み合わせて使いましょう

ラテックスマットレスはウッドスプリングと組み合わせることにより、さらに寝心地と耐久性を向上させることができます。

15~18cm厚みのあるラテックスマットレスを使うより、7.5~10cm厚のラテックスマットレスと8cm厚のウッドスプリングを組み合わせた方が、寝姿勢の調節が楽になり、圧力をラテックスマットレスとウッドスプリングで分散させることで長持ちするのです。

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