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羽毛布団、羽毛布団リフォーム6/1より価格改定

オリジナル羽毛布団生地、SB80(旧SB8080)の出来が良い

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眠りのプロショップSawadaオリジナル羽毛布団用生地SB80

2021年9月から投入した当店のオリジナル生地SB80(旧表示SB8080)ですが、非常に良い出来です。平織特有のペーパーノイズがほとんど無く、うっかりすると、これもオリジナルの上位生地SB100と間違えそうなぐらいの風合いです。

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ほぼ同クラスの60番手サテンや80番手サテンと比べてみると

コストがほぼ同じクラスの国産60番手サテンと比べてみると、まず基本的なスペックが大きく違います。高級羽毛布団に使われる80番手サテンと比べても、SB80の方が生地が軽く、通気性が格段に良いので、羽毛の良さを活かします。

60番手サテンは最も標準的に使われてきた羽毛布団生地ですが、昨今はポリエステル混生地が増えていて、市場に出回る60番手サテンはほぼ中国製という状況ですね。

糸番手織り方生地重量通気度
SB8080番手平織94g/㎡2.6cc
国産80番手サテン80番手サテン114g/㎡1.5~1.7cc
国産60番手サテン60番手サテン136g/㎡1.3~1.6cc

SB8080は軽い

軽いのが身上です。60番手サテンに比べると30%軽量です。同じ80番手のサテン生地(114g/㎡)と比べても20%近く軽く生地です。綿100%の国産羽毛布団生地としては、最軽量の部類に入ります。(当店のSB100生地は85g/㎡で国産最軽量)

生地が軽いと羽毛を押しつけることがなく、本来の良さがでてきます。生地が薄いために、乾きも早く、重いサテンの湿気を含んだじっとり感とは別物です。60番手サテンで1,000g入りの羽毛布団と同じ厚みに仕上げるのに、SB80生地だと920~930gぐらいですみます。つまりその分空気の量が多いので、羽毛の良さを活かしやすい生地といえます。

SB80は通気性が良い

元々このオリジナルの生地の通気度は2.1ccと、国産生地でも比較的に良い水準のものでしたが、オリジナル生地SB80を発注するに当たって2.5ccで加工指示をしました。仕上げはなかなか厄介な仕事で、0.1cc単位でコントロールするのは至難らしく、実際には2.6ccで仕上がってきました。

一般的な羽毛布団生地の通気度は0.7~1.5ccがほとんどですので、上の表をみても、60番手サテンより約2倍の通気性があります。生地が軽いこともあり、空気の循環がスムースに行われるために、羽毛が持つ自然な温度や湿度の調整能力を最大限に発揮してくれます。

100番手のオリジナル生地SB100の通気度は3.5ccを指示していますので、それに比べると通気性は落ちます。これは、SB80がベーシッククラスであるため、ダウンファイバーやネックフェザーの多いダックダウンやリフォーム用の生地としても使えるようにするためです。通気度を上げると吹き出しやすくなりますので、SB80はぎりぎりのバランスを取て仕上げています。

SB80は平織なのに、想像以上に手触りが柔らかく気持ち良い

ヨーロッパの羽毛布団は平織生地がほとんどですが、日本においてはサテン(朱子織)が主流でした。これは、平織生地だとカサカサというペーパーノイズがどうしても出てしまい、気になるという羽毛布団になれないユーザーが多かったため、しっとりとソフトなサテン生地が選ばれてきました。

SB80は、その音を改善するために、シルクプロティン加工を後加工として施しています。コスト的には8%ほどアップするのですが、この加工をすることによって、平織とは思えないソフトな仕上がりになりました。

綿花急騰中ですが、当面はご安心ください

非常に評判が良く、コストパフォーマンスが高いこともあって、実質的な投入は2021年10月からでしたが、2020年5月現在で初期ロットの1,000mのうち8割を消化してしまいました。綿花や輸送費の高騰、円安もあって、今後新たに作られる生機(きばた-仕上げ処理がされていない織ったばかりの生地)は30%以上アップすることが予想されるため、新たに2000mの生地を発注しています。当面は現行価格を維持することが可能になりそうです。

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