オリジナル羽毛布団生地、SB8080の出来が良い

眠りのプロショップSawadaオリジナル生地SB8080

昨年9月から投入した当店のオリジナル生地SB8080ですが、非常に良い出来です。平織特有のペーパーノイズがほとんど無く、うっかりすると、これもオリジナルの上位生地S9100と間違えそうなぐらいの風合いです。

眠りのプロショップSawadaオリジナルの羽毛布団用生地―SB8080 100番手の平織S9100に続く、眠りのプロショップSawadaオリジナルの羽毛布団用生地SB8080が1,000m仕上がってきました。当社の現在の定番品K980...

ほぼ同クラスの60番手サテンと比べてみると

コストがほぼ同じクラスの60番手サテンと比べてみると、まず基本的なスペックが大きく違います。60番手サテンは最も標準的に使われてきた羽毛布団生地ですが、昨今はポリエステル混生地が増えていて、市場に出回る60番手サテンはほぼ中国製という状況ですね。

糸番手 織り方 生地重量 通気度
SB8080 80番手 平織 94g/㎡ 2.6cc
一般的な60サテン 60番手 サテン 136g/㎡ 1.3~1.5cc

SB8080は軽い

軽いのが身上です。60番手サテンに比べると30%軽量です。同じ80番手のサテン生地(114g/㎡)と比べても20%近く軽く生地です。綿100%の国産羽毛布団生地としては、最軽量の部類に入ります。

生地が軽いと羽毛を押しつけることがなく、本来の良さがでてきます。生地が薄いために、乾きも早く、重いサテンの湿気を含んだじっとり感とは別物です。60番手サテンで1,000g入りの羽毛布団と同じ厚みに仕上げるのに、SB8080生地だと920~930gぐらいですみます。つまりその分空気の量が多いので、羽毛の良さを活かしやすい生地といえます。

SB8080は通気性が良い

元々このオリジナルの生地の通気度は2.1ccと、国産生地でも比較的に良い水準のものでしたが、オリジナル生地SB8080を発注するに当たって2.5ccで加工指示をしました。仕上げはなかなか厄介な仕事で、0.1cc単位でコントロールするのは至難らしく、実際には2.6ccで仕上がってきました。

一般的な羽毛布団生地の通気度は0.7~1.5ccがほとんどですので、上の表をみても、60番手サテンより約2倍の通気性があります。生地が軽いこともあり、空気の循環がスムースに行われるために、羽毛が持つ自然な温度や湿度の調整能力を最大限に発揮してくれます。

100番手のオリジナル生地S9100の通気度は3.2~3.5ccを指示していますので、それに比べると通気性は落ちます。これは、SB8080がベーシッククラスであるため、ダウンファイバーやネックフェザーの多いダックダウンやリフォーム用の生地としても使えるようにするためです。通気度を上げると吹き出しやすくなりますので、SB8080はぎりぎりのバランスを取って仕上げています。

SB8080は平織なのに手触りがソフト

ヨーロッパの羽毛布団は平織生地がほとんどですが、日本においてはサテン(朱子織)が主流でした。これは、平織生地だとカサカサというペーパーノイズがどうしても出てしまい、気になるという羽毛布団になれないユーザーが多かったため、しっとりとソフトなサテン生地が選ばれてきました。

SB8080は、その音を改善するために、シルクプロティン加工を後加工として施しています。コスト的には8%ほどアップするのですが、この加工をすることによって、平織とは思えないソフトな仕上がりになりました。

綿花急騰中ですが、当面はご安心ください

非常に評判が良く、コストパフォーマンスが高いこともあって、実質的な投入は2021年10月からでしたが、2020年5月現在で初期ロットの1,000mのうち8割を消化してしまいました。綿花や輸送費の高騰、円安もあって、今後新たに作られる生機(きばた-仕上げ処理がされていない織ったばかりの生地)は30%以上アップすることが予想されるため、新たに2000mの生地を発注しています。当面は現行価格を維持することが可能になりそうです。

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