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高反発マットレスと低反発マットレス どちらが良いか? そのメリット・デメリット

201409
目次

高反発マットレス vs 低反発マットレス その特徴を一言で言うと

高反発マットレスの特徴=高反発といってもさまざまな素材があります。一般的には表面の反発が高く、全般的にしっかりめに感じることが多い素材です。寝姿勢はくずれにくく、寝返りは打ちやすいのが特徴といえましょう。一方で体圧分散性能は低反発よりは劣ります。

低反発マットレスの特徴ソフトで体圧分散が優れているので、硬い敷ふとんの上に敷くと楽になります。その一方で、身体を支える力が弱いので寝姿勢がくずれやすく、反発がないので寝返りがうちにくいのが欠点です。通気性がなく蒸れやすいので特に男性や暑がりの方には不向きです。変形が大きいのでへたりが早い傾向にあります。

使う人によって評価は異なって当たり前

どちらが良いか、という問題は「使う人にとってどちらが良いか」ということですから、人によって評価は異なります。それぞれの素材には長所と短所がありますから、特徴を踏まえながら実際に試して選ぶのがベストです。

低反発マットレスは体圧分散が良いが、寝返りがしにくく、蒸れやすい

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このような、体圧分散図はどちらかというと低反発素材に多くみられます。確かに特定の部位に圧力がかかるよりは分散したほうがいいのは事実です。低反発ウレタンはNASAの宇宙開発の中で生まれた素材ですので、打ち上げ時などの荷重Gがかかる場合に、ヒトにかかる負担を軽くするなどの目的で開発されたのだと思われます。

硬めの敷ふとんやマットレスに寝ていて、痩せていたり筋肉量が少ない方には、低反発マットレスを重ねることで楽になります。

その一方で、通気性に優れているとは言い難く、身体に密着して蒸れやすく、反発が少ないので寝返りがうちにくく、夏は柔らかく冬は硬くなるので寝心地が一定しません。

高反発マットレスは寝返りがしやすい・・・。必ずしも体圧分散が良いわけではない。種類が多いのでひとくくりで評価は難しい

高反発マットレスに良く使われるプロファイル(凹凸)ウレタン

低反発以外のマットレスはひとくくりにして高反発マットレスと呼ばれることも多く、実に多くのバリエーションがあります。エアーウィーブやブレスエアーなどの網状立方体も高反発マットレスに類されることもあり、高反発マットレスだから良いという単純なものではありません。大切なことは、「自分に合ったマットレスやベッドパッドなどとの最適な組合せを選ぶ」ということです。

低反発マットレスに比べると高反発マットレスは体圧分散の面からは劣るのですが、表面の反発性が高いので寝返りがしやすいのが特徴です。高反発素材でも体圧分散が良いとされますが、低反発までは至りません。実際のところ、表面が柔らかい布団なら体圧分散は改善しますので、これだけで優劣を判断するわけにはいきません。

仮の結論:とりあえず低反発マットレスは避けた方が無難

単純に、低反発マットレスと高反発マットレス どちらを選べばいいですか?という答えには「低反発マットレスは避けた方が無難」とお答え致します。

それでは高反発が良いのかといわれるとそうではありません。マットレスの正しい選び方をまず理解しましょう。

店主のおすすめは正反発-天然ラテックスフォーム

低反発でも高反発でもない、正反発のラテックスマットレスは寝心地のバランスが優れている

ラテックスフォームは天然ゴムの樹液を発砲させて作ります。上質の原料と、丁寧な発泡プロセスが必要ですが、高反発でも低反発でもない程よいバランスの体圧分散性能、重量が変わっても中心部を水平に保持できる保持性にあります。

下図を見てください。重量の異なるダンベルを載せても中心線が変わりません。それ故に最も寝姿勢を自然な状態で保持できると考えられます。低反発・高反発を含めた中では、寝心地のバランスが最も優れていると云えるでしょう。天然素材で生分解性(土に還る)という、環境への負荷が少ないこともあり、店主はラテックスフォームをおすすめしています。

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耐久性にも優れている

ウレタンなどに比べると高密度ですので、比較的にへたりにくい素材です。ただ、低級なラテックスフォームは中身にむらがあることが多く、ラテックスならなんでも、という訳ではありません。なお、ラテックスは本来天然100%ですが、合成ラテックスもあり、20%混合までは天然ラテックスと表示できますので、注意してください。

抗菌性が高いというのも特徴で、使い始めはゴムの臭いがすることもありますが、臭いがつきにくく、カビも生えにくい素材です。

ラテックスの問題点

欠点は重いことで、それも密度が高いほど重量が増えます。毎日上げ下ろしをするというわけにはいきません。アジアで作られたフォームの中にはゴムの匂いがするものがあります。使用とともに気にならなくなりますが、ヨーロッパで作られたフォームは匂いがほとんどないので、匂いを気にする方はヨーロッパ製をおすすめします。

正しいマットレスの選び方を理解する

マットレス選びに必要な3つの要素を理解する

次に、マットレスを選ぶ上で重要な3つの要素を理解しましょう。全ての基本はこの3つにあると言っても過言ではありません。

  1. 背骨を自然なカーブで正しく支えること(仰向け寝・横向き寝)
  2. 適度な体圧分散と寝返りがしやすい適度な反発性
  3. 寝床内温度33℃湿度50%をキープする

こちらに整理しました

自分の睡眠のスタイルに合うマットレスを選ぶには?

寝姿勢の違い- 仰向け寝 と 横向き寝

体質の違い- 暑がり と 寒がり と 暑がりで寒がり

睡眠のトラブル- 腰痛 肩こり 寝入りが悪い 夜中に目が覚める 熟睡感が無い

体質や体格も含め、人それぞれですから、他人が良いというものが自分に合うとは限りません。自分に合うマットレス選びをすることが重要です。

まず快眠カウンセリングで現状分析と提案を

性別、体格、体質(寒がり、暑がり等)、寝姿勢等によって最適なマットレス選びは変わってきます。まず専門のカウンセリングを受けることで、問題点を洗い出し、解決の方向性を見いだします。

眠りのプロショップSawadaでは、WEB快眠カウンセリングサービスを無料で提供しています。WEB快眠カウンセリングはこちらから

マットレスだけで睡眠が改善する訳ではない

マットレスの良いところだけを、どこのメーカーさんも一生懸命話をされます。テレビ通販などでも、このマットレスさえ使えば全ての問題は解決するといわんばかりです。

上記に述べた3つの機能をマットレス単独で実現するのは難しいのです。眠りのプロショップSawadaでは、それぞれの3つの機能を役割分担することをおすすめしています。

最初の90分の快眠のためにはベッドパッドが必要である
―温湿度の調整と寝心地の改善

マットレスの上にシーツだけという説明が多いのですが、正しくありません高反発でも低反発でも、多くのマットレスの説明ではマットレスの上にシーツを敷いて直接眠るという説明がなされます。しかし、快適に眠るための温湿度調整が抜けていることが多いのです。

ヒトは背中に最も汗をかきます。重要とされる最初の90分に最も多くの汗をかくのです。最適な睡眠環境温度33℃湿度50%を実現するには、この汗を素早く吸収し発散することが求められます。そして何より大切なのは、肌が気持ちが良いと感じられる素材であること。だから、マットレスの性能もありますが、実際には温湿度をうまく調節できるベッドパッドの質が睡眠の質を大きく左右します。

また、ウレタンには汗を直接吸わせて劣化を早めるよりは、その前にベッドパッドで吸収・発散させておいた方がいいのです。

素早く吸って、発散することで湿度をコントロールできる、羊毛わた・キャメルわたのベッドパッドや敷布団がおすすめ

素早く吸って、素早く発散。このために最も適した素材はウールやキャメル それと 麻です。生地も吸湿発散性を素早くするためにニット生地のほうが、10倍以上通気性が良く、素材の良さを生かします。

羊毛(ウール)は吸湿性が綿の倍、放湿性は10倍といわれます。多層構造で汗を素早く吸収発散します。繊維がクリンプ(カール)しているので、ふんわり感はありませんが、敷寝具として温湿度調節をするにはベストの素材です。

眠りのプロショップSawadaでは羊毛ベッドパッド、羊毛敷ふとんの使用がベストだと考えています。キャメルやカシミヤなどの獣毛も同様の機能があります。

抜群の湿度コントロール-ドイツ・ビラベック社のオリジナル羊毛ベッドパッド・敷布団

機能と快適さを極めて作ったのが、片面が通気性抜群のマコトリコット生地、裏面には夏さわやかなリネン麻を使った当店オリジナルのドイツ・ビラベック社の羊毛ベッドパッド、羊毛敷ふとんです。

ビラベック社は世界で初めて羊毛布団を作ったドイツ屈指の伝統あるメーカーですが、

当店オリジナルバージョンは夏は麻面で熱を逃がし、冬はニット面で体をやさしく包んで保温力を高めます。実際、お使いいただいたお客様の評価が非常に高く、リピート率も非常に良いベッドパッドです。

蒸し暑い日本の夏には、麻敷パッドを重ねてより快適に

夏は熱伝導性が高く、吸放湿性の良い麻が最適です。さらっとした寝心地になります。

実は汗取りパットシーツは、汗を十分に吸うことができない

「よく売っている四隅にゴムが入っている汗取りとかのパッドシーツでいいんじゃないの?」という方がいらっしゃいます。

一般によくあるパッドシーツは中わたがポリエステル100%がほとんどで吸湿性は期待できません。

たまに綿や麻が入っていることがありますが、それでもコップ1杯、夏なら2~3杯という汗を吸うことは吸湿力が全く足りません。

吸湿性の良いウールでも1.5㎏程度の中身は必要だと考えます。

正しい寝姿勢を得る+耐久性をアップするために、ウッドスプリングを組み合わせる

ウッドスプリングはヨーロッパ生まれ、硬さを調節する機能があるために、自然な寝姿勢を得ることができます。マットレスの下に使って組合わせます。

RELAXナチュールフレックス・ウッドスプリング
オーストリアRELAX社製 ナチュールフレックスウッドスプリング

快適なマットレスは実は単独だけで使うより、寝姿勢を整えることができるウッドスプリングと組み合わせた方が機能的です。仰向け寝、横向き寝に合わせて部分的な硬さを調節することでストレスの少ない寝姿勢に整えることができます。

厚手のマットレスを1枚にするより、ウッドスプリングと8~12cm位のマットレスを組合せた方が良いと眠りのプロショップSawadaは考えます。

ウッドスプリングを使うと、マットレスの耐久性もアップする

さらに体重の負荷がマットレスとウッドスプリングに分散されます。後から部分的な硬さを調節することができるため、寝心地の変化が少なく、耐久性もアップします。

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ウレタンマットレスと耐久性についての考察

マットレスは1度購入すると長く使うものです。できるだけ快適に長く使うためにも、耐久性も重要です。へたらないマットレスはありませんが、素材の選び方やウッドスプリングとの組み合わせによって長く使うことができます。

密度が低いウレタンなどの一枚物のマットレスは、中央部がへたりやすいので注意

既存の敷ふとんやマットレスの上に敷くという3~5cm厚程度のマットレスがしばしば登場します。オーバーレイマットレスと呼ばれます。

このタイプに限らずウレタンなどを使った比較的軽量なマットレスは一枚物であることが多いのですが、実際に使うと密度の低い素材の一枚物マットレスは「へたり」のリスクが高いのです。ラテックスのような密度の高い素材の方が寝心地も耐久性もおすすめです。

上図のように、臀部には全体重の半分近くがかかります。つまり、使っている内にこのお尻の部分が一番へたりやすくなります。

低反発ウレタン・高反発ウレタン、ブレスエアー、エアーウィーヴやE-coreのようなポリエチレン系素材等、密度の低い素材は、どのようなものでもへたってしまいます。一度中央部がへたってしまうと、寝心地は元に戻りません。へたりにくいといいわれるラテックスなどでも一定のへたりはでるのです。

ウレタンマットレスはローテーションができる三つ折タイプにするのが必須

一枚物のマットレスは中央部=臀部がへたってしまうと、機能を果たさないという大きな問題があります。私どものオリジナルマットレスである、3レイヤーマットレスⅣは中を三分割にして、ローテーションやパーツ交換によって長く使えるようにしています。

中の素材を3ヶ月ほどでローテーションすることで、寝心地を保ち、長く使えるようになります。三つ折りでも中央部が硬さを変えたタイプはローテーションができないので、避けた方が良さそうです。

××年保証には注意する

マニフレックスのマットレスには10年、12年保証が付いており「10年使えます」と謳って販売しているところもありますが、これについては正しく理解する必要があります。ほとんどの場合。保証されるのは「変形保証」で「弾性保証」ではありません。変形保証は型崩れなど、例えば最初は14cmあったものが12cmになってしまったという場合ですが、実際にこれがウレタン素材で生ずることはあまりありません。

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一番のへたり対策は マットレスの変形量を減らすこと

低反発ウレタンがへたりやすい原因の一つに、変形量が多いということがあります。体重をかけて、元の嵩より20%変形するマットレスと、50%変形するマットレスを比べると、当然50%変形するマットレスの方がへたりが大きくなります。体重が重いとその傾向はさらに強くなります。

ウッドスプリングをおすすめするのは、マットレスの変形をウッドスプリングとマットレスの二層構造で分散できるからです。

まとめ1:低反発マットレスのメリットとデメリット(長所と短所)

低反発ウレタンはテンピュールやトゥルースリーパーなどに代表されます。アメリカNASAの宇宙船の研究から生れたヴィスコエラスティックフォームを使ったマットレスです。

低反発マットレスは体圧分散性が良い

体圧分散性能が良いので、薄い敷布団1枚で寝ているような方には、上に使うことで体圧を分散し寝心地を改善することができます。

低反発マットレスは蒸れやすく、寝返りがうちにくい

欠点は重いことと、通気性が悪く蒸れやすく、寝返りが打ちにくい傾向にあるということです。

低反発ウレタンはメモリーフォームともいわれるように、身体のラインに従って変形します。この結果、身体に密着することになり、身体から発散される汗の吸湿発散が著しく妨げられるために蒸れが大きく寝苦しくなりがちです。

カタログには、しばしば「オープンセル構造で通気性が良い」と表示されています。確かにオープンセル構造は通気性が良いのは事実ですが、かといって風が通るようにさらっと爽やかか、というと随分違います。実際にはウレタン系は通気性は弱いと考えてください。この点に関しては、中が中空の金属コイルに対する最大の欠点です。

また、低反発ウレタンは温度で硬さが変化するために、冬は硬く夏柔らかくなりますが、これも寝心地の面からいうと芳しくありません。

低反発マットレスは変形量が大きいため、へたりやすい

身体のカタチになるぐらいに、大きく変形しますので、低反発ウレタンはへたりやすく、耐久性に問題をかかえています。

蒸れやすいという最大の欠点と、寝返りしにくい点、耐久性に不安があるために、眠りのプロショップSawadaでは低反発ウレタンについては否定的な考え方を持っています。ホテルのような温湿度が一定に保たれる場所ではいいかもしれません。

まとめ2:高反発マットレスの長所と短所

高反発ウレタンは今日の主流となっている素材です。ムアツやAir、整圧などさまざまなウレタンのマットレスがでています。また、エアーウィーヴやブレスエアーなどの網状立方体の非ウレタン系素材のマットレスも高反発で括られることが多いようです。

あまりに高反発マットレスが多く、正直玉石混淆なので、一口で評価しにくいのが現状です。

高反発マットレスは寝返りがしやすい

表面の反発力が高いタイプなので、寝返りがしやすいのが長所です。低反発ウレタンの欠点である寝返りのしにくさはありません。また、体圧分散も低反発ほどではありませんが、考慮されているものが多いですが、ウレタンの質によっても感触はことなります。

凹凸のあるプロファイルタイプ

ムアツふとんやAIRのように、表面に凹凸を付けて点で支えるタイプもあります。フラットなタイプに比べると通気性は向上しますが、これも使う人によって好みが分かれます。凸の部分が快適かそうでないか評価が二分します。使用しているウレタンの種類によっても寝心地が変わるため、実際に試してみることが必要です。

エアウィーヴやブレスエアーなどのいわゆる中空系高反発素材は有効か?

高反発といわれる素材にはエアーウィーヴやブレスエアーなど、網状立方体の素材があります。比較的に硬く感じられる素材が主流で、通気性は抜群です。一方でウレタン素材に比べるとへたりやすい素材が多く、耐久性に難点があります。

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ウレタンマットレスはカビには要注意

低反発であれ、高反発であれウレタン素材のマットレスは底面がフラットなものが多く、特にフローリングで使用する場合はカビのリスクが非常に高くなります。特に通気性が良いといわれるオープンセル構造のウレタンほど、湿気が下へ行きやすいため、基本的に敷きっぱなしは止めましょう。カビの問題についてはこちら

環境のことも考えてマットレスを選ぼう

サスティナブル-長く使えるものを

どんなマットレスでも長く使っているとへたりがでたりして、最初の性能が低下していくことは避けられません。そこで、できるだけ長く性能を維持できるようなマットレスを選んでいただくことをおすすめします。

後で硬さの調節が可能なウッドスプリングの組み合わせは、同時に体重をマットレスとウッドスプリングの両方に分散されるため、単独のマットレスより性能が長持ちします。あるいは,ハニカムシートを使って、弾力性を回復させるなどさまざまな調整方法があります。

サスティナブル-廃棄時に環境にやさしいものを

一番廃棄がやっかいなのは金属コイルのマットレスです。特に最近のタイプはウレタンなどとの複合素材なので、リサイクルが非常にしにくく、処分場泣かせの素材で、廃棄時の環境負荷が高いのです。

ウッドスプリングやラテックスマットレスは最終的に土に還る生分解性があります。廃棄時の環境負荷が低いので、環境を重視するヨーロッパでは金属コイルのマットレスは早くからなくたやポリエステルなどの合成繊維は廃棄時の環境負荷が高くなります。これからの時代は、天然素材中心で選ぶのがおすすめです。

店主がおすすめするベストバイ・マットレス

こちらをご参考になさってください・ウッドスプリングを使い、自然素材中心で長く使えるマットレスです。

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